白い巨塔 [DVD]

監督 : 山本薩夫 
出演 : 田宮二郎  小川真由美  東野英治郎  滝沢修  船越英二 
  • 角川書店 (2012年10月25日発売)
3.76
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111288783

感想・レビュー・書評

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  • 白い巨塔 のDVD(シロクロ)があった。
    田宮二郎は、あんなに眉毛が濃かったのか、
    と思いながら見た。
    田宮二郎がなんと言っても、
    ギラギラしているのがいい。
    自分でどんどん行動していく。
    手術の実写もリアルである。
    田宮二郎は言う。
    噴門ガンを見分ける時に『芸術的センスがいる』と。

    俳優陣がすごい
    東教授 東野栄治郎(俳優座) 後の水戸黄門
    鵜飼教授 小沢栄太郎(俳優座)
    船尾教授 滝沢修(民芸)
    大河内教授 加藤嘉(民芸)
    野坂教授 加藤武(文学座)
    里見助教授 田村高弘
    ケイ子  小川真由美
    佐枝子 藤村志保
    関口弁護士 鈴木瑞穂
    という面々。
    高校時代演劇をよく見たので、懐かしい人がいる。
    滝沢修の存在感は相変わらずだ。
    船尾教授役なので、医学界のドン的存在。
    その押し出しはいい。
    結局は『コトナカレ主義』
    になってしまうのは残念である。
    この映画は、演劇人が集結という感じである。

    そのときの時代が浮き彫りになり、牧歌的。
    小川真由美の住んでいる部屋が庶民的。
    そして、働いているのがスナック的。
    黒木瞳のマンション、クラブとはずいぶん違う。
    こういうところに一番差があるのが面白い。
    里見助教授は、ちょっと頼りない。
    佐枝子は、『財前が嫌い』と直接いうところが。
    音楽が、大時代的。
    シロクロ映画にかかわらず、
    実に凝縮されたスリリングな展開。
    無駄がないというべきか。
    佐々木庸平事件は、
    教授会の権力争いの中で見過ごされていくというのが
    医療過誤事件の問題が鮮明となる。

    このホームページは、時代考証になり、
    田宮二郎という人と生きてきた時代が浮き彫りになる。
    ドラマの裏側のドラマが見える。
    医療ドラマがはやるというのは、
    『ベンケーシー』からだったというのは納得。
    私も子供のころによく見た覚えがある。

    田宮二郎はテレビ版『白い巨塔』では、 
    最終回の放映前に自殺してしまう。
    『華麗なる一族』の鉄平の自殺方法と同じで、
    猟銃を使う。
    なにゆえ 命を絶ったのか 謎に包まれている。

  • 念願だった田宮財前版白い巨塔。


    結論からいうと
    自分はリメイク版の方が好きだ。

    田宮版を見て、逆にリメイク版のアレンジの見事さ、キャスティングの妙、完成度の高さを思い知らされた。

    もちろん、田宮版に不満があるわけではないし、田宮二郎演じる財前は十分に魅力的であった。

    が、なにか、時代の違いか。
    いまいちピークが来ないまま終焉を迎えた感じ。

    リメイク版は改悪の権化!とばかりに批判を並べ立てる
    田宮版信者も少なくないが、むしろそこまでこっちに執着して素晴らしいリメイクを卑下する根拠が私には見いだせなかった。無念である。

    リメイク版はかなり見世物として完成度が高い、視聴者を泣かせにかかってくるモノなのでそのあたり少し制作にあたってのコンセプトが違うのかもしれませんね。

  • 山崎豊子の同名小説を山本薩夫監督が映画化。
    医学界の封建的な人間関係、派閥抗争などを、野望に燃える浪速大学医学部第一外科助教授、財前五郎を中心に描いた作品。唐沢版ドラマを一話だけ観たけど、田宮二郎が好きだな。

  • 日本映画専門CH。
    腕は立つんだが人間的にはクズ。
    事故→裁判という展開と言い、先日観た「フライト」と似たようなテーマなんだが、迎えるエンドが違う。

    田宮さん31歳!

  • うーん、なんかつまんなかったです。
    医学界の権威主義とか腐敗はわかるけど、すべてが紋切り型なせいか、ただ滑稽なだけで、人命を軽視する巨塔の恐ろしさまでは伝わってこない。熊井啓監督の『海と毒薬』とくらべると、個々の人物造形にも、話の構造にも深みが足りないんだよね。母ひとりに育てられた財前が地位にしがみつく執念だけでも、もっと深く突っ込んで描きようがあったんじゃないかと思うんですが。

  • [1966年日本映画、TV録画鑑賞]

  • 初っ端から内臓モロ見えの手術シーンに圧倒される。
    2003年版に比べて淡々としている印象。(2003がオーバーなのか?)
    40年以上前にともなると、文化的な面でも興味深い。みんな七三だし、自宅でも和服だし。結構変わるもんなのね。
    田宮二郎、太地喜和子はまさに昭和の男、女って感じで良い。佐枝子役の島田陽子が美しすぎる。
    ただ知ってる俳優が少なすぎて、誰が誰だかわからなくなってくる…
    中村玉緒と児玉清しか知ってる人いない(児玉清は最初気づかなかった)

  • あれっ、結末が違う???
    調べてみたら元々は第一審終了までだったんですね。

    田宮二郎版「白い巨塔」をTVで観たが、それ以前の作品。
    ちょうど私が生まれた年、こんな感じだったんだね日本の街並み。

    医局のドロドロとした話は実際に聞いており、この作品は名作。
    その後の東大紛争は医学部から始まった・・・・。

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