ベルフラワー [DVD]

監督 : エヴァン・グローデル 
出演 : エヴァン・グローデル  ジェシー・ワイズマン  タイラー・ドーソン  レベッカ・ブランデス  ヴィンセント・グラショー  ザ・メデューサ(72年型ビュイック・スカイラーク) 
  • キングレコード (2012年11月6日発売)
3.41
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本棚登録 : 87
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988003814250

感想・レビュー・書評

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  • ~♥ 男の惨めな激情が爆裂 ♥~

    女性の方々はこの映画を
    高い位置から見下してご覧いただく事を
    お薦めします

    と、解説があった作品

    ごもっともでした。

  • 超低予算映画『ベルフラワー』の物語の中心は、ビッチな彼女との恋愛、そして破局、その後めちゃくちゃになる心理描写なのだけど、ボクが魅力を感じたのは、親友エイデンとの関係だった。

    昼間から酒を飲み、女の子とイチャついたり、「マッドマックスのヒューマンガスってクールだよな!」と、火炎放射器を作って遊んだり、アメリカンな無職ライフを思う存分、二人は楽しんでいる。

    心底、自由を満喫しているように見える。

    ただ、「自由」ってのは、曲者で、天国みたいな気分でいられる訳じゃない。

    若い時の自由は、大人になることからの逃避でもある。
    モラトリアムは、いつか卒業しなくてはいけないものだ。

    ウッドロー達は若いが、歳をとれば、ただの醜いオヤジになってしまうだろう。
    「今だけ」許されるバカ騒ぎなのだ。
    その焦燥感が、ターボー全開のキチガイじみたカッコいい車「メデューサ」での疾走に繋がって行く。

    彼らは、そのメデューサで、どこかへ行ける訳ではない。
    マッドマックスのように、石油と水がある「楽園」に向かう訳でもない。
    この街でクソのような人生を送るか、あてもなく逃げ出すかだけだ。

    「ベルフラワー」は、若者のどうしようもない気持ちを代弁した、異色の青春映画である。

  • ボンクラ主人公のボンクラ生活、ヒューマンガス様に陶酔するあまり火炎放射器と戦闘仕様の改造車に手を出す。 ほんで主人公に訪れる春。 主人公の愛するモノに理解を示し、二人だけの世界を作る姿は全男性の琴線ビンビン掻き鳴らすんじゃないか? オマケのメイキングか涙なくしては見られない。 本作の監督とその仲間達の熱さ、ほんでこの監督の行動力。一瞬映る監督の自宅に天才と紙一重の人間の姿を見る。 是非同じチームで、次の映画を作って欲しい。

  • リアルな風貌の彼女に振られてから、
    時間軸も混乱させるような不思議さ。

    ぼかす映像に驚く。
    若者のつかめない心理を表現か。

    実はかなりの悪なのかと思ったら
    最後までいい奴だった男友達。

  • 久しぶりに才気を感じる監督だわ。とっても格好いい映画です。ストーリーも大した事無いし、キャストも大した事無いんだけど、画の見せ方、音、色がクールでいい。インスタグラムでエフェクト掛けたの?って思っちゃうような視覚効果や色調がとても印象的です。そんなに暴力的でもないし、殺伐とし過ぎている訳でもない…なのに物凄く破滅的な世界に引き込まれている事に気付く…久しぶりにいい作品です。素晴らしいです。

  •  マッドマックスの悪役に憧れる若者、ウッドローとエイデンは火炎放射器や改造車の製造に勤しむ毎日。ある日ウッドローはミリーという女性とつきあうことになるが、実は彼女は二股をしていた。ウッドローの理性は壊れていく。。。
     
     おそらく世界中にこの主役の二人に共感する若者がたくさんいるのではないだろうか。社会的に生きることを拒否し、好きな仲間と好きなこと(サブカル系)してるだけのイケてない若者達。で、そんな人達はマッドマックスが好きだし、それはメル・ギブソンのことでなく、北斗の拳にも出てくる悪役の方が好きなのだ。分かる分かる。
     セピアな映像でそんな若者達の希望があるようでないような内面がしっかりと描かれていて、引き込まれる。

     この映画が何よりいいのは、若者達がたった1万ドルの制作費と数年の歳月をかけてつくった自主制作映画だということだ。実際に火炎放射器や改造車をつくり金欠と戦いながら仲間達と完成までこぎつけていく。
     インタビューや試写会などの豊富な特典映像を見てると、映画の中の彼らと映画をつくった彼らにほとんど違いがないんだなぁと感動する。
     
     映画の中にも映画製作自体にもサブカルな青春を体感できる名作。

  • 制作年:2011年
    監 督:エヴァン・グローデル
    主 演:エヴァン・グローデル、ヴィンセント・グラショー、ジェシー・ワイズマン、タイラー・ドーソン、レベッカ・ブランデス
    時 間:106分
    音 声:英:ドルビーデジタル5.1ch


    「マッドマックス2」の世界を愛し、悪の首領ヒューマンガスに憧れる親友同士のウッドローとエイデン。
    働く気もない二人は、日々プロパン爆破実験や火炎放射器の破壊力追求に明け暮れ、滅亡後の世界を支配する未來を夢見ていた。
    そんなある晩、ウッドローはミリーという女と出会い、思いがけなくも激しい恋に落ちる。
    しかし彼女の裏切りを知ったウッドローは、怒りと絶望から正気を失い、火炎放射器を手に狂おしい妄想の世界へと突き進んでいく…。

  • 終盤はかなり気持ち悪かったけど、そのぶんラスト?エンドロール?の切なさが爆発。

  • う~んひとつ言わせてもらえれば狂気への道のりが彼女の浮気という点がいただけないように感じた。車といい火炎放射器とにしても…最高wwマッドマックスをリスペクトした映画というか主人公二人が最高!いやぁ~こんな気持ちわからないでもない。

    どうせなら「リトルランボーズ」のようにマッドマックスでも自主映画で作ってくれても感動したかもしれない。

    「ベルフラワー」
    https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=8YUcy7G2fTI

    彼はB専?どう考えても友達が狙っていたというか友達の彼女のほうが可愛いと思うのですが、それよりも不細工なほうに固執しておかしくなっていく主人公……お前も寝取ったろうwww

    とは言ってもこの狂気はなかなかの物でした!

  • 3つ星つけた割に1ミリも覚えてないよー

    ただ、浮気した恋人ごと地球よ滅びろ!って狂っちゃう映画らしい。
    私がとっても行きたいようなアメリカの街で、とってもおしゃれで、良い感じ。でも覚えてない。

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