博士の愛した数式 (新潮文庫) [Kindle]

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  • ずっと前から気になっていた小説。こんなにも愛に満ち溢れた物語、他にない。しかもそこに野球がからんでいるのがまたたまらない。ラスト数十ページのところで、特になにも起こらないところで、突然涙が溢れ出た。愛が受け止めきれなくてこぼれ落ちたみたいに。
    しかし、もうちょっと数学脳があればなあ。。。

  • とても暖か気持ちになれる。
    自分に欠けているものを教えてくれます。

  • 自分の物差しで人を計らないフラットな人柄の主人公:家政婦さん。
    お母さん譲りの思いやりの心を持っている息子のルート。
    当たりは腹の底から冷たいようで、主人公の博士に深い愛情をかけつづける、博士の訳ありの義姉。
    博士の記憶を80分しか維持できない障害はかなり不幸なはずなのに、その障害ゆえにいつも3人から深い愛情と思いやりの気持ちをもって世話をしてもらい、実際の状態ほど不幸な印象を与えない。
    またこの話の中核を担う4人を含め、他の登場人物たちもとてもまっとうな感覚の持ち主で、現代の日本人が失いつつある温かさを感じ、安心して読み進めることができた一冊。
    読書会の課題だったので読み始めたが、日本人の作家の小説を読んだのは数十年ぶり。思いがけず生涯の友と出逢えた。

  • とても暖かなストーリー。
    ルートに無償の愛を注ぐ博士。
    そして、博士だけでなくそれぞれに守るべき存在があるということは、とても素晴らしいことだと感じた。

  • 博士を中心とした行動や世界観から、今の自分には不足していた澄んだ純な気持ちになった。

  • 最も好きな作品のひとつ。切ないけどあったかい。

  • 博士が、それぞれに寄せる深い愛情を感じさせるシーンが印象深い。 数式の世界、ルート、江夏。 『あなたを覚えることは一生できません。けれど私のことは 、一生忘れません』未亡人の台詞にもまた同様に。この夏一番の素敵な読書体験でした。

  • 全編通して優しい本。
    大きな事件や事故も起こらず、博士の優しさや気持ちの通じ合う感じかゆったりと描かれる。もっとお涙頂戴の安っぽい内容かと思っていたが、いい意味で裏切られた。良書。

  • 「ことり」の空気感が癖になり
    再度、小川洋子さんの本
    心暖まるお話しでした

  • 忘れてしまった大切なものを思い出し
    忘れたくないものをそっと抱きしめたくなる小説

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著者プロフィール

小川 洋子(おがわ ようこ)
1962年、岡山県生まれ。高校時代に文芸を志し、早稲田大学第一文学部文芸専修入学。在学中から文芸賞に応募。卒業後一般企業に就職したが、1986年の結婚を機に退職、小説家の道に進む。
1991年『妊娠カレンダー』で芥川賞、2004年『博士の愛した数式』読売文学賞、本屋大賞、2006年『ミーナの行進』谷崎潤一郎賞、2012年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、2013年早稲田大学坪内逍遙大賞をそれぞれ受賞。芥川賞、太宰治賞、読売文学賞、河合隼雄物語賞などの選考委員を務める。
『博士の愛した数式』は映画化され、大ヒットとなった。受賞作以外の代表作として、『薬指の標本』『人質の朗読会』『猫を抱いて象と泳ぐ』。

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