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感想・レビュー・書評
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時間を感じる作品。25年の月日もインスタントラーメンが出来上がるまでの3分間も、“流れる”ということでは同じもの。長く感じるか短く感じるかは当人次第。時間とはとても不思議なものだ。この作品では、至る所で“時間”の描写がある。どれも共感ができる時の流れであり、読んでいて心地よい。女性ならではの感性が表現されていて、その部分は男性にとっては実感できない部分ではあるが、あたかも疑似体験させてもらったかのようだ。この作品を読むきっかけは、芥川賞受賞作品だからなので、作者の作品は本作が初めて。他の作品も読んでみようと思う。
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第144回 芥川賞受賞
夢と現実が混同し、独特の文章から不思議な空気を漂わせてます。
古語を感じさせる構成なのか、慣れていないぶん読み進めるのに苦労しました。
また再読したときに良い意味で感想が変わりそうな気がする、そんな作品です。
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