四畳半王国見聞録 [Kindle]

著者 :
制作 : 古屋 兎丸 
  • 新潮社
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本棚登録 : 42
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (245ページ)

感想・レビュー・書評

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  • kindleで読みました。

    最初一体どういう小説なのか全く分かりませんでしたが読み進めていくとそれが分かってきました。(ほぼ最後の方になってからですが)

    京大生のお話ですが、ん~本当にこんな阿呆な学生がいるのだろうかとか疑問に思いながら読みました。
    でもこれが本当なら面白いなぁとも思いました。

    この本の表紙も私は好きです。
    絵がとても可愛くて素敵です!

    色々と漢字が多くて、もしkindleじゃなかったらほとんど読めてなくて理解できてなかっただろうなぁと思います。

    溌剌(はつらつ)とか蝸牛(かたつむり)とか私には読めない漢字がとても多く、これ漢字にする必要あるー?なんて思う単語も多々ありました。

    私は京都にしかも京大方面に住んでいるので地名がでてきたらイメージができるのでいいですが、京都以外の人は出町柳の商店街といわれてもピンとこないのではないかと思います。

    著者の京都好きがとても伝わってくる作品です^^

  • 氏の多くの著作を跨いで横たわる阿呆学生の下宿生活をフィーチャーしてトコトンまで煮詰めた…いや拗らせた意欲的且つ挑戦的な作品と捉えました。

    他作の様な真面目の中に冗談を差し込むという感覚から冗談を大真面目に語るという方向にシフトし、この馬鹿馬鹿しさは解る者だけがついて来れば良いという媚びない姿勢に好感を受けましたが、反面、理解できたとまでは言えず辛い所。

    本書は独居大学生の退廃的生活の免罪符たらん事を目指すのでしょうが、子を持つ親となってしまった以上はへりくだる訳には参りません。
    阿呆な事考えてないで勉強しろ(笑

  • 四畳半の中に広がる世界、内と外、一滴の水滴に含まれる全宇宙、といったアイデアは秀逸だし、大日本凡人會の面々も愛すべきキャラクターではあるのだが、如何せん遊びすぎ…。京都ご当地小説であるということを勘案しても星二つ。

  • 奇行・奇考に邁進する彼等は、実に馬鹿馬鹿しく、愛おしく、そして愉快そのもの。
    妙ちくりんな理屈っぽさもツボです。
    --------------------------------
    ■ 四畳半王国建国史
    たかが四畳半が壮大な空間に思えてくる話。でも、よくよく想像してみるとかなりむさ苦しいw
    ■ 蝸牛の角
    ひたすら阿呆へと突き進み、そこから巻き返す学生達のオムニバス。場面切り替えが映像的で秀逸。
    ■ 真夏のブリーフ
    謎の水玉ブリーフ男の存在から発する、鬱々としたカオス思考。というか、何で水玉ブリーフ男なの?w
    ■ 大日本凡人會
    非凡人が凡人を目指す会。最強の非凡人は誰か? ストレートにファンタジーなお話。
    ■ 四畳半統括委員会
    謎の「四畳半統括委員会」。彼等は伝説なのか、はたまた実在するのか? 何故か”トイレの花子さん”を思い浮かべてしまったw
    ■ グッド・バイ
    みんなに愛される俺は京都を去る。その為のサヨナラ巡り----別な意味でもの凄く悲しい話w
    ■ 四畳半王国開国史
    無限の四畳半空間。

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著者プロフィール

森見登美彦(もりみ・とみひこ)
1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。
2003年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2006年に『夜は短し歩けよ乙女』で本屋大賞2位、山本周五郎賞などを受賞し注目を集める。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で2010年日本SF大賞、2014年『聖なる怠け者の冒険』で第2回京都本大賞、2017年『夜行』で第7回広島本大賞をそれぞれ受賞。
2010年に『四畳半神話大系』がTVアニメ化、2018年8月に『ペンギン・ハイウェイ』が劇場アニメ化された。
『きつねのはなし』『新釈 走れメロス 他四篇』など、京都を舞台にした作品が多い。
2018年11月16日、『熱帯』を刊行。

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