EQ こころの鍛え方 [Kindle]

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  • 東洋経済新報社
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  • EQは、エモーショナル・インテリジェンスの略で、 これがなにかというと、「前向きな感情と行動」を指すらしく、IQより重要とされる能力であり、後から伸ばすことが出来る。

    この本の中では、EQを伸ばす為の4つ能力、フレームワークが提示されている。
    その4つとは、感情の識別、利用、理解、調整と定義されている。この手のまとめ方は、教科書的である。このまま全部頑張ろうとすると疲れそう、100の明るい言葉や褒める言葉などは、全部じゃないにしても語彙として幅を広げると役に立ちそう。

    幸福優位の7つの法則 の方が読み物的に読みやすいかな。

  • EQについてもっと知りたくなった。
    腹が立ったら、6秒待つ。

  • emotional intelligenceについて書かれているが、一体何か、鍛えるとどんないいことがあるか、セルフチェック、鍛え方といった内容である。
    何かヒットする方は読まれるとよいだろう。

  •  EQのメリットや訓練方法を学ぶことができる。訓練法は簡単にできるものであったので日常で実践していきたい。

  • EQ (Emotional Intelligence Quotient)
    IQ (Intelligence Quotient)

    感情をメモるって別の本でも読んだ気が…EQの話じゃなかったけど…
    自分の感情が認識できなければEQを発揮することはできない。

    ・自分の辞書:ナポレオンの辞書に不可能はない、自分にとって都合のいい辞書。
    - 現在困っていること、不安を書き出す
    - それぞれ自分にとって最も幸せな結末を書く
    ・シックスセカンズポーズ:怒りを感じたら6秒数える
    ・手をふる:ノンバーバルスキル、「会えてうれしかった」を表す
    ・誉め言葉のレパートリー増やす

  • ■EQとは
    ①自らの感情の状態を知覚する能力
    ②思考の助けとなるよう感情を把握し、自らの感情を生み出す能力
    ③他者の感情の状態や、感情に関する知識を理解する能力
    ④感情面や知的側面での成長を促すために、感情を調整する能力

    ■なぜEQが大切か
    自分も他人も感情の生き物であり、そのときの感情によって自らの行動に重大な影響を与えている。
    よって適切な行動をとるには、単にIQが高いだけではなく、感情のコントロールが大事になってくる。自身や他人の感情をうまく理解し利用することで、自分も周りも適切な行動がとれる。

    ■心を鍛える3つの基本
    ①感情の大切さを知る
    ②感情に注目する
    ③感情に賢くなる

    ■EQは4つの能力でできている
    ①感情の識別・・・自分自身の感情や、周囲の人たちがどうのように感じているかを知覚し識別する能力。

    ②感情の利用・・・状況判断や課題達成のために自分の寛恕を作り出したり、相手に共感することができる能力。

    ③感情の理解・・・自分や他者にその感情がなぜ起きて、どのように変化するかを理解する能力。

    ④感情の調節・・・他者の感情に適切かつ効果的に働きかける行動をとるために、自分の感情を調整したり、操作する能力。

    ■EQ開発トレーニング
    ①自分の感情を知る
    ・日々「いまの気分」を意識的に感じるようにする
    ⇒気分を感じることで、「気分」が「行動」にどう影響しているかを理解できる
    ・一日一回人をサポートする。
    ⇒縁の下の力持ちを経験することで普段感情を経験できる。
    ・「自身過剰な言葉」を使う
    「俺は世界一だ」など自身過剰な言葉を使った時は気持ちが前向きになる。また、そのときの感情の動きに注目してみる。
    ②相手や周囲の感情を知る
    ・話しを聞く
    ⇒相手の話しを聞くことは、相手との距離を縮めることができる。
    ・相手の話しをメモするときに、相手の感情もメモる
    ⇒相手の感情に対して繊細になれる。

    ③今すぐできる応用実践編
    ・決断は3秒以内
    ・「そうだね」を使う
    ⇒まずは、相手を受け入れる
    ・苦手な人には笑って挨拶
    ⇒気持ちが前向きになる
    ・ノーと言われたら「チャンス」と思う
    ⇒否定されても、「自分に期待しているから絶対成功させるぞ!」など前向き思考にする。

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著者プロフィール

高山 直(タカヤマ ナオ)
株式会社EQ会長
株式会社EQ取締役会長兼EQエグゼクティブ・マスター。1957年広島県生まれ。1990年にアメリカで提唱されたEQ理論をもとに、個人のやる気や情熱、「志」などの潜在的な能力や可能性が学歴に関係なく、公平、公正に判断される社会の創造をめざして、1997年に株式会社イー・キュー・ジャパンを設立。日本初のEQ事業をスタートさせる。
EQ理論提唱者のエール大学のピーター・サロベイ博士(現・学長)、ニューハンプシャー大学のジョン・メイヤー博士との共同研究で、EQ理論に基づいた「個人の自立と成長を支援する」プログラムを開発する。
著書に『EQ こころの鍛え方』『EQ こころの距離の近づけ方』(ともに東洋経済新報社)、『EQ入門』(日経文庫)、『EQ 相手のこころに届く言葉』(日本実業出版社)などがある。

「2016年 『EQ 「感じる力」の磨き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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