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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (190ページ)
感想・レビュー・書評
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「ん」という文字が生まれ、広く使われるようになった経緯を紹介。
関連して空海がもたらした阿吽の思想、濁音を嫌う日本文化、研究者譚などが織り込まれる。
わかりやすく書いてあり、まったく素人の私でも親しみをもって読むことができた。
面白くなってきたのは7章からだが、「ん」ついて色んな方面から話題を提供する代わりに、その奥深さを伝えきるにはページが足りていないように思う。
特に「ん が意味する薄明の世界」は突然降ってわいたような印象。
はいでもいいえでもない曖昧さ、日本語の清濁を繋ぐ役割、と興味深い内容だけに、さらに踏み込んだものが読みたかった。
謎に挑むというよりは歴史概観と話題提供の趣が強い。
読書メモ:
http://haiiro-canvas.blogspot.jp/2015/01/blog-post_13.html詳細をみるコメント0件をすべて表示
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