妻に捧げた1778話(新潮新書) [Kindle]

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レビュー : 10
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感想・レビュー・書評

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  • ・読み手をぎょっとさせすぎない、穏やかなショートショート。
    ・1778話全部載ってるのかと思ったけど抜粋だった。

  • 余命1年と宣告された妻に毎日一遍のお話を書き続けた。
    亡くなった後の、「最終回」は「きょうは、今のあなたなら読める書き方をします。」のあと余白。最後は「また一緒に暮らしましょう」と綴られていた。読者にも奥様への愛が伝わった。

  • あとがきにジワッときた

  • 2017.03.23 ★3.0

    癌で闘病中の妻に読んでもらうために書かれたショートショート。

    「泣ける!!」とのキャッチコピーが付いていますが、何十年という夫婦としての歳月を経てようやく「泣ける」のではないでしょうか。
    まだまだ私は修行が足りないようです。

  • 読了。闘病中の妻のために毎日1本のショートショートを書き続けたというエピソードを知って読んでみた。もう少し作品が載ってるのかと思ったけど、メインはエッセイでショートショートはその時期の作品を数本ずつという感じだった。内容としてもエッセイの方が読み応えがあり、ショートショートは、なるほどというぐらいの話だった。作者の名前を知ったのが1990年代だったと思うが、その後あまり作品を見ないので寡作な人かと思っていたら、そういう事情があったのかと。

  •  闘病中の妻に見せるために1日に3枚以上、という制限を設けて作られたショートショート群。短いスパンで作られた作品は、”素材そのまま”というような、原石のような感じがあって素直に体に入ってくる。そしてそのアイディア自体が、SF作家らしくとても面白い。
     少し懐古的で日本情緒とよくなじむ素直なSFのショートショートは、エッセイを抜きにしても面白く読める。すきなショートショートは「作りものの夏」「降水時代」「秒読み」「映画館の空き地」(エッセイもとてもよかったです)

  • アメトークの人気企画のひとつ、「読書芸人」でカズレーザーさんが紹介していた本。

    最後は涙なくして読むことができない、ということですぐ読みたくなり電子書籍版で購入し、すぐに読了しました。

    結論。私のような独身の若輩者がおいそれと感動するなんて言えないような、重厚な積み重ねを経て理解されるべきものだと感じました。

    病気で余命宣告された妻のために1日1話、ショートショートを書き読んでもらうことにした眉村さん。
    自ら制約を設けて書き続けた日々。
    そして最後はその制約を捨てたありのままの作品。

    人と人との繋がりや他人のことを簡単に理解できるとか、そういうことを言いたくない。どんなに親しい仲でも理解し得ない部分はあります。

    でもそういった部分も、楽しいこともラクなことも辛いことも悲しいことも嬉しいことも、漠然と流れていく時間の中で積み重なって、積み重なって出来上がる何かを私はこの先見つけ出していけるんでしょうか。

    心を映し出した1778話。その一部でも触れられて良かったです。

  • 10代のとき、好きだった作家。泣けた。

  • イマイチだったかな。。。

  • アメトーク20171115

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著者プロフィール

眉村 卓(まゆむら・たく)/1934年、大阪に生まれる。大阪大学経済学部卒。耐火煉瓦会社勤務の傍ら、SF同人誌「宇宙塵」に参加。61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストに投じた「下級アイデアマン」が佳作入選し、デビュー。63年、いわゆる日本SF作家第一世代の中で最も早く、処女長編「燃える傾斜」刊行。その後コピーライターを経て、65年より専業作家になる。企業社会と個人の関係をテーマにしたいわゆるインサイダー文学論を唱え、ショートショートやジュニアSFでも健筆をふるい、絶大な人気を博す。71年、未来の管理社会を描いたインサイダーSF〈司政官〉シリーズを開始。79年、その長編第一作『消滅の光輪』で第7回泉鏡花文学賞を受賞した。近刊に、『眉村卓コレクション異世界篇Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』、『たそがれ・あやしげ』、『自殺卵』などがある。

「2014年 『歳月パラパラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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