黄金虫 [Kindle]

  • 2012年9月13日発売
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感想・レビュー・書評

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  • コナン・ドイルや江戸川乱歩の作品でも時折参照されているので、作品の名前と、文字の出現頻度に基づいて暗号を解読する手法についてはよく知っていたが、読むのは初めてだった。そして古典とも言えるべき暗号解読手法が実はとてもあっさりと書かれていたのにすこし驚いた。
    古い作品だから訳されたのも昔なのだろうか、日本語訳がとても読みにくい。

  • 虫の印象が強い。けど、続きなんだろうって思うような作品。語り口調が読みやすく、すらすら読めた。

  • 読み進めてて、どないしたら面白くなるか予想がつかなかったけど、後半の謎解きが面白い。

  • 暗号の本で紹介されていたの読んだ。前半は冒険もの。あっさり宝が手に入ってしまって少々あっけない。で後半は謎解きで、換字式暗号を頻度分析で解くやり方が詳述されている。これがわかりやすくて興味をひかれる。
    今読んでも暗号を作りたくなるくらいだから当時の人々への影響はかなりのものだったろう。

  • 3

  • 谷崎潤一郎の「白昼鬼語」を読んでいたら、暗号解析にこの話が出てきたので、思わず再読。こういうとき、本当に青空文庫はありがたいです。虫の絵を描いて見せたら髑髏に見えると言われ憤慨したのをきっかけに、主人公、友人のルブラン、従者のジュピターが財宝を探すことになります。一度読んでわかっていても、虫が下がってくる場面、サークルを描く場面は本当にドキドキします。暗号解説はすべてが終わってから。有名な原理のようですが、確率と総当たり戦のような方式は初読の時の私には本当に衝撃でした。堪能しました。

  • ちょっとしたことから、宝の地図を手にした主人公の友人が暗号をとき、宝をゲット。

  • 短いお話の中に、謎・冒険・宝探し・謎解きなどすべて入っており楽しめる。
    財宝を手に入れたものは後にどうなるのだろうか?この本にはそういった事は書かれていないけれども。
    登場する「私、ルグラン、ジュピター」3人の身の破滅を想像してしまう。

  • 初めて暗号を用いた推理小説といわれる話。暗号を解いていく手順がとてもわかりやすく、面白かった。

  • 青空文庫特有の翻訳の気持ち悪さはあったのの、楽しく読み切った。

    解決の段階でやっと暗号が出てくるあたりはまだ読者に対する作者の挑戦的な文化が根付いていなかったからなのか、実に惜しい

    まぁ、今回のは最初に暗号全文出てきたところで解けるようなものではないんだけどね…

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