労働者の居ない船 [Kindle]

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  • 2012年9月13日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 多くの作家の処女長編と同様に、「海に生くる人々」は異様に力のこもった作品だが、それに較べると、肩の力が抜けた感じの中編。

    作家としての技量が上がり、手慣れてきた感じ。

  • 本書において労働者は搾取され「殺される」。残るは誰もいない船。労働者の尊厳を守るのがプロレタリア文学。現代においても、「労働者の居ない船」になりうる船を目にする時、こうした文学による問題提起を何度でも続けなければならないと思う。適切な環境なしに生産を期待するのはNG。

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著者プロフィール

1894年福岡県生まれ。早大高等予科除籍。海員生活を経て、労働争議を指導。1923年名古屋共産党事件で検挙され、刑務所内で「海に生くる人々」「淫売婦」を執筆。小林多喜二と共に日本プロレタリア文学の双璧と評されたが、体制支持へ傾き満州開拓に関わる。45年、中国で死去。

「2008年 『セメント樽の中の手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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