クリスマス・カロル [Kindle]

  • 2012年9月13日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 永遠の名作。ディケンズの中でも読みやすい方の部類だと思う。最後は心が温まり、クリスマスが待ち遠しくなる。

  • 過去・現在・未来を見ていく中で、皆同じ人間であり、そこには上も下もないというメッセージがしっかり込められていて胸を打たれた。他人に必要以上に厳しくなってしまう人は、過去の自分がどんな気持ちでいたか、どんな風に過ごしていたか、胸に手を当ててみれば正されることもあるだろうと思う。
    他でもない自分が作った現在が、未来へと繋がっていて、良くも悪くも、自分の行いが自分に返ってくる。それが感覚的に迫ってくる良い本だと思った。

  • 森田草平訳 青空文庫で読了。
    古い訳で少し苦戦したが、Kindleの辞書機能に助けられながら、格調の高い日本語を味わうことができた。

    まずは、ティムの設定や、スクリージの甥のフレッドの人格の素晴らしさに感動。

    クリスマス当日の食事会は本物の理想。簡単に実現しそうなのに。。。

    次は村岡花子訳やジャンリーチの挿絵入りの本も読んでみたい。

  • ディケンズの名作を戦前の旧訳で読みました。時代を経て受け継がれるクリスマスのおとぎ話。そのお祭りの日をやさしい気持ちで迎えたい。冬のぬくもりを感じさせてくれる作品です。

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著者プロフィール

Charles Dickens 1812-70
イギリスの国民的作家。24歳のときに書いた最初の長編小説『ピクウィック・クラブ』が大成功を収め、一躍流行作家になる。月刊分冊または月刊誌・週刊誌への連載で15編の長編小説を執筆する傍ら、雑誌の経営・編集、慈善事業への参加、アマチュア演劇の上演、自作の公開朗読など多面的・精力的に活動した。代表作に『オリヴァー・トゥイスト』、『クリスマス・キャロル』、『デイヴィッド・コパフィールド』、『荒涼館』、『二都物語』、『大いなる遺産』など。

「2019年 『ドクター・マリゴールド 朗読小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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