死者の書 [Kindle]

著者 :
  • 2012年9月13日発売
3.70
  • (6)
  • (2)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 113
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (111ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読み終わるのに半月・・・ orz しかもよく分からず・・・

  • 一読では構造の理解が難しかったのでそのうち再読予定。春の野行きの場面などはおっとりした描写が風雅で心地よい。

  • 万葉集の中でも特に好きな大来皇女の歌が下敷きになっている、というだけで惹かれてしまう。関西出身の妻の実家を訪ねて二上山を初めて目の当たりにしたときは感動したなあ。子どもの頃から日常的にあれを見て育ったなんて、なんてうらやましいんだと思った。

  • 当麻寺の中将姫伝説を下敷きにして、そこに大津皇子の悲劇なんからを加えた、一種の幻想小説といった趣き。日本文学の傑作のひとつとされることも多いけど、後半ちょっと入って来なかったかな。前半まではとても面白かったのだけど。たぶん、まだ読み方が浅いってことなんだろう。
    でも、漫画の原作として扱ったら、すごく面白いのができそう。例えば近藤ようこなら雰囲気的に間違いない。大津皇子の想う耳面刀自と中将姫の関係をもっと掘り下げてくるだろう。あとは、山岸凉子がやってもいい。その場合は、たぶん伝奇ものになりそう。いろんな漫画家のいろんな死者の書が作れそうでいいな。

  • 言葉の後ろに透けて見える知識の海が怖いくらい深く。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

歌人・詩人、国文学・民俗学・芸能史・宗教学者。筆名・釈迢空。
大阪府木津村生れ。國學院大學卒業。國學院大學教授、および慶應義塾大学教授。
1953年9月3日逝去(66歳)。能登の墓所に養嗣子春洋とともに眠る。

「2019年 『精選 折口信夫 Ⅵ アルバム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

折口信夫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中島 敦
リチャード・ドー...
北大路 魯山人
遠藤 周作
太宰 治
三島由紀夫
太宰 治
柳田 国男
夏目 漱石
芥川 竜之介
芥川 竜之介
芥川 竜之介
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×