ガリバー旅行記 [Kindle]

  • 2012年9月13日発売
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (178ページ)

感想・レビュー・書評

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  • あまりにも有名なガリバー。でも多くはリリパット(小人国)ぐらいの知識ではないでしょうか?

    その他にも大人国、ラピュータ、日本、馬の国など様々な国が登場します。そう、日本も登場しているのです。

    踏み絵が行われていた時代にガリバーは日本を訪れました。

    こういう歴史に残る名著は読んでおくと、後世に影響を受けてでた本と接することができ、非常に楽しいですね。

    もちろんジブリのラピュタや家畜人ヤプー(この本の馬の国に出てくるヤーフ・ヤプーが元ネタ?)などつながりを感じられます。

    オマージュという形でアニメや特撮でも観られる手法ではありますが、これこそ知識の有効活用かと思います。

    このガリバー旅行記は当時の世相を反映させた風刺ものだそうです。

    そう考えると、特に最後の馬の国を出た後のガリバーの行動は強烈に感じいるものがあります。

    現代もジョナサン・スウィフトの時代も普遍的なものがあり、現代においても新鮮にうつるテーマを考えるきっかけになりました。

    知っているようで知らないガリバーの世界を体験してみてはどうでしょうか

  • 小人や巨人や飛島など冒険するにはとても夢のある話で、想像するととても楽しく見て見たいと思う反面実際その立場になったら早々に根を上げそうです。戻るときの主人公の精神状態はあとがきの部分を読んだ後考えると確かに少し薄ら寒く感じます。

  • まあ次から次へと枯れることなく、良くこんなにアイデアが湧いてくるものです。デタラメ放題なのにちゃんと強烈な社会風刺となっているとは奥が深い。いろいろと読むとこの訳本では端折られている部分もあるようなので、他の訳も読んで見たいと思う。それにしても日本よ。奇想天外な空想上の訪問国ばかりの話に、唯一実在国として登場するとは。この裏にある風刺メッセージは何だったのだろう?

    追筆、https://en.wikipedia.org/wiki/Japan_in_Gulliver’s_Travels
    なるほどです。

  • 風刺の仕方が直接的というか、そこまで上手いとは思わなかった。

  • こども向けの作品というイメージでしたが、青空文庫のおすすめ作品として、web上で紹介されているのを見て、読んでみました。
    こどもの頃も読んだことなかったので、今回が初読となりました。読み始めた当初は、現実離れした世界観で、やはりこども向け作品だなぁと思いましたが、読み進めていくうちに、自分は固定観念に支配されて生きているのかもしれないと、自分の考え方を改めるきっかけをもらった気がした。
    りょうさくです。

  • 「たとえどのような恐ろしい死でも、あのように、厭らしい生よりは、まだましだと思うようになりました。」

    小人の国、大人の国、空飛ぶ国、馬の国。船乗りガリバーは海の上で起こる災難に巻き込まれ4つの国を訪れる。災難に巻き込まれても彼は船に乗り続ける。

    小人の国では、親指くらいの人間のような生き物に出会う。彼らはガリバーを兵器として使い、敵国を崩壊させようとする。

    大人の国では、ガリバーは見世物として扱われる。そして、小さなおもちゃとして彼は王妃の元で生活する。

    空飛ぶ島では、数学と音楽にしか興味がない不思議な人々に出会う。

    馬の国では、馬が人間を支配していた。


    ガリバー旅行記を未だ読んでいない人もいるだろう。しかし、この本は子供だけでなく大人も楽しめる。

  • 夏目漱石が名著と評した、あまりにも有名な古典的名作。
    児童文学だと思って読んでたのですが、風刺小説なのですね。ラピュタ、日本にも来ていたとは。びっくり。
    原民喜のあとがきにも感じ入った。人間の、特に争うことの愚かさを風刺したこの小説を、正に戦時中の詩人は、こう読むのかと。

  • 歴史背景がわからないから、あんまり楽しめなかった。

  • 有名な小人の国の話の他に、巨人の国、奇妙な人が住む飛島、人間に似た生物を召し使いのように扱う馬の国の4章で構成。
    いずれも人間の心の滑稽な、醜悪な部分を皮肉っており、特に馬の国の話では辛辣。

  • ジョナザン・スウゥフトさん著、原民喜さん訳『ガリバー旅行記』読了。

    子供の頃に絵本で読んだことがありますが、
    大人になってからきちんと読むのは初めてです。
    ガリバーの物語は、小人の国の話だけではなく、4つの旅の物語なんだ。
    ガリバーは日本にも立ち寄っていたんだ。
    天空の城ラピュタのラピュタは、ガリバー旅行記の第三部で登場する「飛島」から着想されたんだ。
    そして、ガリバー旅行記は、こんなにも風刺に満ちた物語なんだ。

    古い文章を手軽に読めるのは、青空文庫のおかげ。
    感謝感謝です。

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    18世紀前半のアイルランドの作家ジョナサン・スウィフトの風刺小説で、昭和初期~戦後期の抒情作家・詩人である原民喜の唯一の翻訳作品。奇妙奇天烈な国への旅行記を装った当時の社会への痛烈な風刺であるが、この翻訳では紀行的興味よりも戦争や人間の愚かさを中心にして再話されており、広島で被爆した訳者の静かなメッセージが読み取れるものとなっている。原の自殺後、出版された。
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著者プロフィール

1667年 - 1745年、イングランド系アイルランド人の司祭、諷刺作家、随筆家、詩人。

「2011年 『ガリバー旅行記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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