夏の花 [Kindle]

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  • 2012年9月13日発売
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (22ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 晶文社の単行本で読了。

  • 原爆の落ちた瞬間から家族ともに逃げてゆくときの周りの凄惨な状況を淡々と記している。あまりにも酷い状態に言葉を失う。筆者が生涯原爆を恨み続けたのは当然だと思うが、その気持ちを知らない人には伝わらず、多くは失われてしまう。決して忘れてはいけないものなのだが・・・。(後日記:原民喜の夏の花は衝撃的。忘れてはいけない原爆だ。しかし、辛いことを見続けることは苦しい。人は楽しいことを求める。お笑いや漫才、落語、エンターテイメント、世の中の辛いことを忘れたいのも我々人間だ。)

  • 死ぬような地獄の中でなお生きなければならず、死を身近に感じながらやはり生きるしかない軽やかな絶望感。
    語り聞いた既視感のある風景がやはり残酷で絶句する。

  • 読まなきゃ、なんでまだ読んでないんだろと思いつつ、どれだけの年月が…
    残り2編の連作読もう。

  • 正直最後は「えっ?」って感じの終わり方だが、私小説やノンフィクションとして見るのが正しいとするとこの終わり方も登場人物の終わらない話として続いていくという仕掛けとして読めるのか。レポート書く前にそれなりの下調べが必要かもしれない。(授業趣旨から見ても多分)

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著者プロフィール

1905年広島市生まれ。慶應義塾大学英文科に進学し、「三田文学」などに短編小説を発表。帰省中に広島市の実家で被爆した。直後の市内の様子を書き留めたノートをもとに47年に「夏の花」刊行するなど、被爆後の広島の惨状を詳細に残していった。51年に『心願の国』を遺し自殺。

「2019年 『無伴奏混声合唱のための 魔のひととき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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