青空文庫で18巻までタダ読み( ´ ▽ ` )ノ
「旧友が死の直後自分に会いに来てくれた」って話を誰彼に語って聞かせる女性の話。
正真正銘これホントにホントの話だよってことを(もううんざりするくらい)しつっこく繰り返すことにページの大半を割いている、変な作品。
勝手な想像だけど、たぶん発表当時幽霊話の真贋に関わる炎上事件か何かがあったんじゃなかろうか? そのパロディとか風刺の意味で書かれた小説のような感じがする。
そういう事情って後になるとさっぱり分かんなくなっちゃうもんだからなあ......筒井康隆の初期作なんかもそうだけど、当時の時事ネタが分かんないと「ナンジャコレ?」的な漠然とした印象になってしまう事柄が多い......(´ε`;)ウーン…
(以下続刊)
2023/01/04
#3824