桜の森の満開の下 [Kindle]

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  • 2012年9月13日発売
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レビュー : 79
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (30ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 坂口 安吾の短編寓話。満開の桜のなまめかしい美しさを、その対照的ともいえるおどろおどろしいストーリーで表現する作品。
    桜が恋しい今の季節にまた読みたい。

  • 孤独の描き方もいろいろだなあ。
    読み終えて、主人公に同情。

  • サクラの妖艶で怪しげな風情が・・・
    満開のサクラの下にいるときのなんともいえぬ不安さ、落ち着かなさ 
    そして 桜につきうごかされる 心騒ぐなにかが
    うまく描かれている。

    子供を失くして サクラの花びらに埋まって狂い死にする
    母親の切なさを たとえとして始まり・・・・

    満開のサクラは 人を 気に変にする。
    その気に変にするのは 山賊の物語につなげられていく。
    その8番目の強奪してきた美しい女は 山賊を 気に変にさせる。
    余りにも美しいと 正気の沙汰ではなくなるのであろう。

    美しい桜がなぜ咲くのか
    桜の下でじっくり考えようとする山賊。

    満開のサクラの樹の下には 孤独 がしっかりとある。
    サクラの持つ ふしぎさ 胸騒ぎ そして 不安。
    これほどうまく表現するのか?

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著者プロフィール

1906年、新潟生まれ。評論家、小説家。おもな著作に『風博士』『堕落論』『白痴』など。1955年没。

「2019年 『復員殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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