トロッコ [Kindle]

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  • 2012年9月13日発売
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レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (10ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 又吉直樹の読書体験の話題のなかに、この本を読んだときのことが書かれていたので、サブルーチン的に読んでみた。超短編。

    短編ながら、ドラマを感じました。
    青空文庫ありがたい。

  • 芥川龍之介の作品で初めて読んだ作品。ここまであることを好きになったということは尊敬するべきこと感じた

  • トロッコ、読んだことあったはずなんだけど中身は全く覚えていませんでした。

    正直田舎とも言えない中途半端なところに育ったのでこのような冒険は経験したことありません。感情移入はできませんでした。

    一心不乱に物事に打ち込む反面、取り返しのつかないことになる不安感。子供の頃の体験は重要だ

  • 芥川龍之介作品。1922年(大正11年)3月に発表。

    ・土工達が働くトロッコに乗りたい8歳の良平。
    普段トロッコに乗ろうとすると土工達に怒られるが、
    ある日怒らない土工2人を優しいと思い一緒にトロッコに乗る。
    途中までは楽しいものの遠くまで来ると段々不安になる良平。終いには土工の2人にひとりで帰れと言われる。
    暗くなる中、帰り道が合っているか不安になりながら
    怖い思いを必死に振り切るように家に向かって走る良平。
    どうにか家に着き母に抱えられながら啜り上げ泣き続けた。

    ・子供の頃公園や学校で遅くまで遊んでしまい、帰り道が暗くて怖くて走った事がある。この恐怖感は色んな人が経験した事があると思う。

    ・面白半分、冗談半分で始めただけなのに、中々引き返せなくなり段々と不安になり怖くなってくる。

    ・こんな事になるなんて思わなかったと泣きたい気持ちになる事は大人になってもしばしばある気がする。

    ・26歳の良平も勢いで東京に出てきたが、どこまでつづくのか終わりの見えない道のりに不安を感じているのかもしれない。こんなはずじゃなかったと。



  • 『トロッコ』読了

  • 子ども時代の冒険心や周りが見えなくなってしまう一生懸命さ、そしてたちどころに襲ってくる喜怒哀楽が懐かしいように思えてくるが、成長するとそんな感覚も薄れていくばかりで、でもふとした時にもう同じことが今起こってもどうってことないのに思い出すとあの時の記憶と一緒に感情までも鮮明に蘇ってくる感覚に陥りました。しかし、読み終わるまではどちらかというとお母さん目線で、お母さんに感情移入しながら読んでしまった。

  • 芥川龍之介初読。
    イメージが違った。もっとドロドロしたものかと思ってた。
    結局人間は自分1人で生きていかなくちゃならない。

    書評では、大人になったときにトロッコのことを思い出して暗い気持ちになる、と想像している人が多かった。その面もあるだろうが、あのとき乗り越えられたんだから、と前向きになれる気持ちもあるんじゃないかな、と思う。

    ただ、子供時代と違う点は、守ってくれる両親がいない、ということだ。

    主人公の少年のように、なんとなく歩き始めた道を、引き返せなくなるまで進んでしまい苦しむ、といった経験は中高の部活選び、大学の学部選び、就活などで現代でもありふれたものである。
    それを思うと、暗い気持ちになる。

  • あることを契機に久方ぶりに読みました、というか多分国語の授業で読んで以来かもしれませぬ。
    まぁ上手い作家ですな、すらすらと文章が頭に入ってきて、かつ、その情景が目に浮かぶ。また短編(歌詞もそうかもしれません)の特性でもある時間の跳躍も上手く使いこなして、余韻を楽しませてくれる。こう考えると、国語の教科書というのはある意味贅沢なものでもあるんですかね。
    ところで何回か書き残しているように思いますが、こういう本が無料で読みたいと思った時にすぐ読めるんですから、まぁ便利な世の中というか、意識しないと簡単に退化してしまうと申しますか。

  • λ............ トロッコに興味を持った子供が優しそうな工夫に頼み込み、トロッコを一緒に押したり乗せてもらったりしたがあまりに遠く進みすぎて「どうやって帰んねん…」と内心途方に暮れる話。若干引き返してくれることを期待するが「歩いて帰れ」と言われ泣きそうになりながら、でも平静を装ってとぼとぼ帰る…。というしょっぱい話。 工夫は別段子供を喜ばせたいからトロッコ(乗せたのではなく、邪魔にならないと判断したから乗せた というのが子供と大人の世界の違い。 レールを「人生」と捉える見方があるらしい。

  • 昔、昭和50年代だが、田舎ではこういう大人との交流があったなあ、と思いながら読み返した。
    おじさんやおばさんがおやつくれたり、機械に触らせてくれたり。いまなら、不審人物として、通報されるのかもしれない。
    良平はいまは東京で働いている。時代が変わったこと、都会に住んでいることから、このような経験が身近でなくなったのかもしれない。それだけに、あの時あの場所での体験が強烈に蘇ってくるのだろう。

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