トロッコ [Kindle]

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  • 2012年9月13日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 又吉直樹の読書体験の話題のなかに、この本を読んだときのことが書かれていたので、サブルーチン的に読んでみた。超短編。

    短編ながら、ドラマを感じました。
    青空文庫ありがたい。

  • 芥川龍之介の作品で初めて読んだ作品。ここまであることを好きになったということは尊敬するべきこと感じた

  • 少年はトロッコが大好きだった。ある日、そんな大好きなトロッコに乗ることができ、少年は喜び舞い上がっていた。
    大好きなトロッコに乗ってどこまでも行ける…どこまでも行きたい、そんな胸躍りわくわくとした冒険心。
    だけれどもちろんそんな事ができるはずもなく、どこなのかさえ分からないほど遠くに行き、優しいと思っていた大人はそこで泊まるから一人で帰るようにと言われ、突然一人ぼっちにさせられた時のなんとも言えない悲しさは、幼かった頃ふと急に一人でいることへ不安を覚えた、あの時の感覚を思い出しました。

  • 小学生の時に読んだ。今は教科書に補助教材で載っている。私は蜘蛛の糸より、トロッコが好き。あの、「え、1人で帰るの?ここから?マジ?」ってなる感じ。帰って初めて大号泣するところ。子供の頃に感じたことのある色んな感情が思い起こされる。最後の数行よ、深い。

  • 芥川龍之介の作品で初めて読んだ作品。ここまであることを好きになったということは尊敬するべきこと感じた

  • トロッコ、読んだことあったはずなんだけど中身は全く覚えていませんでした。

    正直田舎とも言えない中途半端なところに育ったのでこのような冒険は経験したことありません。感情移入はできませんでした。

    一心不乱に物事に打ち込む反面、取り返しのつかないことになる不安感。子供の頃の体験は重要だ

  • 芥川龍之介作品。1922年(大正11年)3月に発表。

    ・土工達が働くトロッコに乗りたい8歳の良平。
    普段トロッコに乗ろうとすると土工達に怒られるが、
    ある日怒らない土工2人を優しいと思い一緒にトロッコに乗る。
    途中までは楽しいものの遠くまで来ると段々不安になる良平。終いには土工の2人にひとりで帰れと言われる。
    暗くなる中、帰り道が合っているか不安になりながら
    怖い思いを必死に振り切るように家に向かって走る良平。
    どうにか家に着き母に抱えられながら啜り上げ泣き続けた。

    ・子供の頃公園や学校で遅くまで遊んでしまい、帰り道が暗くて怖くて走った事がある。この恐怖感は色んな人が経験した事があると思う。

    ・面白半分、冗談半分で始めただけなのに、中々引き返せなくなり段々と不安になり怖くなってくる。

    ・こんな事になるなんて思わなかったと泣きたい気持ちになる事は大人になってもしばしばある気がする。

    ・26歳の良平も勢いで東京に出てきたが、どこまでつづくのか終わりの見えない道のりに不安を感じているのかもしれない。こんなはずじゃなかったと。



  • 『トロッコ』読了

  • 子ども時代の冒険心や周りが見えなくなってしまう一生懸命さ、そしてたちどころに襲ってくる喜怒哀楽が懐かしいように思えてくるが、成長するとそんな感覚も薄れていくばかりで、でもふとした時にもう同じことが今起こってもどうってことないのに思い出すとあの時の記憶と一緒に感情までも鮮明に蘇ってくる感覚に陥りました。しかし、読み終わるまではどちらかというとお母さん目線で、お母さんに感情移入しながら読んでしまった。

  • 名作中の名作だが、子供の頃の不安、そして大人になっていくことの不安が醸しだされる。心情表現、描写が特に巧で、読後に将来の不安を感じた。感じなくてもいいのに。でもこれが筆者自身の抱えた不安ではなかろうかと思う。作家は自分の心の内を描くのが本当にうまいと思わせる作品。
    ただ、自分の子供にはできれば読ませたくない。

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