死屍を食う男 [Kindle]

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  • 2012年9月13日発売
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感想・レビュー・書評

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  • タイトルそのままだった。同室の奴はお気の毒。

  • タイトル通りの内容なので、別に内容自体に真新しさというか、驚きはないんだけども、屍肉を食らっているという記述くらいには別にこれといって衝撃を受けないという自分にある意味驚く。
    自分が屍肉を食えと言われたらどうだろう。まぁ気持ち悪そうだけど頑張れば食べられそうだわね。出産時に胎盤だかなんだか食べたし。そう考えてみると人肉食った事あるな。全然いけるじゃん。
    だいたい犬猫の肉は食ったらブーイングだけど、牛豚なんて食われて当たり前なわけで、どこでどう間違ったか、牛豚にとってはいい迷惑というか。でも他にもイノシシもクマもウサギも食うな。ウサギなんて割と愛玩動物扱いなのに食われる奴は食われるという、ね。
    肉、奥が深く、恐るべしである。

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著者プロフィール

1894年福岡県生まれ。早大高等予科除籍。海員生活を経て、労働争議を指導。1923年名古屋共産党事件で検挙され、刑務所内で「海に生くる人々」「淫売婦」を執筆。小林多喜二と共に日本プロレタリア文学の双璧と評されたが、体制支持へ傾き満州開拓に関わる。45年、中国で死去。

「2008年 『セメント樽の中の手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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