奇巌城 アルセーヌ・ルパン [Kindle]

  • 2012年9月13日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 無料なので読んだが子供向きの本。少年少女は楽しく読める本だと思う。

  • ルパン三世の元になった古い小説。鮮やかな 手口で三世さんより余程スマートで悪人な感じ。嫌いじゃないなぁ

  • ■書名

    書名:奇巌城 アルセーヌ・ルパン [Kindle版]
    著者:モーリス ルブラン

    ■概要

    20世紀初頭のフランスの人気作家モーリス・ルブランの長編冒険小
    説。大正~昭和初期の作家である菊池寛の訳による。1927(昭和2)
    年から文藝春秋社で刊行された「小学生全集」に収録された。さる
    伯爵の館で起こる殺人と強盗、怪盗アルセーヌ・ルパンの匂いをか
    ぎつけた少年探偵イジドール・ボートルレがその跡を追う。原典を
    児童向けにまとめた抄訳。
    (From amazon)

    ■感想

    本の存在は知っていましたが、読んだことが無かったので今回、初
    めて読んでみました。

    よく考えられているストーリーだと思います。物語も2,3転します
    し、ルパンの正体も考えられています。

    物語を読んでいると、結局ほぼすべての人間が犯罪を犯しているに
    も関わらず、ルパンだけが悪者になっている違和感は多少ありますが、
    そこは大目に見て読むべきなのでしょう。

    登場人物についても、メインのキャラクターについては、しっかり
    性格付けがされていますし、ルパンも魅力的な人物となっていると
    は思います。(ただし、ルパンに惚れた女の子は精神病としか思え
    ない行動をしていますが・・・)


    kindle購入を機に、昔の本に触れられているのはよいのかな~と
    思いますので、これからも色々と読んでいきたいです。
    (本当はPCでも青空文庫で読めるんですけどね。自分には、利便性と
    いうのは無料より大きいのかもしれません。)

  • 中味は一旦さておき。注釈の多さにげんなり。誤字脱字にいちいち注釈つける必要があるのか。と。はさておき。

    南洋一郎版を愛読していた身としては紳士さが今二つ三つ物足りないルパンに正直がっかり。なんか子どもくさくて、ルパンもっとかっこよくなかったっけ?と。違和感があった。

    でも、菊池寛が訳したものの抄訳ということで。そんな昔から訳されていたんだと。驚きと発見があった。

  • ルパンシリーズの代表作とういうことで名前だけは知っていた本作。今回期待して読んでみたけれど、ルパンの出番は少ないし、大した活躍もしないので驚いた。かといってつまらなかったというわけではない。恐らくルパンシリーズがわかってなかっただけと思う。もう一つくらい別のルパンを読んでみたいと思う。

  • 以前に読んだルパンの作品よりも読みやすかった。ボートルレ少年とルパンの、ライバルでありながら奇妙な友情がとても面白かった。あくまで紳士的に少年に接したり、妻を娶って怪盗を止めようと考えていたり、予定外の事態に怒ったり、フランス王家の宝には手を付けなかったりと、人間らしいルパンの姿が見れてとても良かった。ゆえに最期の愛する人との別れがとても辛かった。

  • フランスの隠し財産という話は夢があるけど…。全体的に登場人物の心情がよく掴めなかった。芝居がかった行動というか、合理性が見いだせないというか。

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  • 星四つ

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著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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