美味い豆腐の話 [Kindle]

  • 2012年9月14日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 美味しい豆腐を食べたいと、探していた時期があった。
    やはり豆腐は良水で作られたものがいいとのことだから関東住みの私は、なかなかお目にかかれそうもない。

    東京の"笹乃雪"という名物豆腐の話に興味を持ちググってみたら今でもありました!根岸の純和食店。

    笹乃雪の井戸水は武蔵野から到達する水脈を地下80メートルから採水しているそうで、お水にこだわっている。
    けれども魯山人は本書にて、「今は場所も変わってわずかに盛時の面影を偲ぶばかりだ」と評価は低い。
    盛んな頃の豆腐は、よっぽどの美味しさだったのだろう。

  • 2分で読み終わる魯山人先生の豆腐の話。箸や土鍋までこだわるのが美食家らしくてカッコいい。

  • 能登麻美子 おはなしNOTE
    10月15日配信 第81回~椎茸の話・美味い豆腐の話/北大路魯山人~

    1933(昭和8)年

  • 美味しい豆腐のための大豆、水、薬味、だし等と、美味しい豆腐を食べられる場所についての蘊蓄が書いてある。

  • 豆腐が食べたくなります

  • 風が冷たく寒い冬。こんな日は湯豆腐が食べたいな。という気持ちが強くなったので読みました。ほんのちょっとの空き時間(電車でひと駅ふた駅程度の移動中など)でも読みきれる分量なので、気軽さはそれこそお豆腐を一口つまむような感覚です。湯豆腐を作るにあたって、食材・調味料だけではなく鍋と箸、道具にもこだわるあたりにはいかに味だけではなく感覚も含めて食べるという行為で満足するかの追求を感じます。

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著者プロフィール

北大路魯山人 (きたおおじ ろさんじん)
料理研究家・陶芸家・書家=本名房次郎。1883(明治16)年、京都・上賀茂神社の社家の次男として生まれる。1904(明治37)年、日本美術展覧会の千字文の書で一等を受賞。その後、篆刻、陶芸に手を染める。19年には古美術商を営むかたわら、会員制の「美食倶楽部」を発足させる。25年には東京麹町に、当時のセレブを対象にした日本料理の料亭、星岡茶寮を創設、顧問兼料理長に就任。26年、北鎌倉の山崎に窯を築き、星岡窯と称した。料理と陶磁器と書に鬼才を発揮、新境地を開いた。美食に人生をかけ、美的生活に耽溺した。1959(昭和34)年12月21日、好物のタニシのジストマによる肝硬変で死去。

「2020年 『魯山人の和食力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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