握り寿司の名人 [Kindle]

  • 2012年9月14日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 江戸前鮨たべたいなあ。
    お酢と塩のシャリのお鮨食べたいなあ。
    美味しいお鮨食べたいなあ。

    お鮨食べたくなるお話。

  • 久兵衛ってこの頃からあったのな、すげえ、一度は行ってみたい。と思わせるスシ描写、魯山人先生さすがっす。

  • どの寿司屋がいいの悪いのの話はいまとなってはどうしようもないのですが、戦後戦前の寿司文化がわかるのは面白いです。豆知識的な読み物。

  • 途中から、寿司だけでなく人間の格付けが混ざりだし、言っている事が頭に入らなくなってきた。
    美味しい物は不愉快な気分と混ざると台無しだ。
    どんな美味い店でもサービスが酷いと全く美味しく感じられないように。
    今後お寿司が美味しく食べられなくなると困る。

  • みっちゃんの寿司が食べたい!
    立食が座食になってからの変化も面白かったなー

  • ・・・・・・っということで、この本を読んで寿司について考えてみた。

    美味い寿司とはなんだろう?

    先ず材料:

    「米」「酢」「魚介類」「海苔」「しょうが」「わさび」「醤油」「お茶」など

    調理法:

    「炊き方」「大きさ」「密度」「厚さ」「バランス」など

    その他:

    「店の雰囲気」「衛生管理」「寿司職人」「客」など

    ・・・こうして、ざっと考えても寿司って様々な要素があって、奥が深くなるのは当然だなぁと再認識させられる。

    この著者も数々のこだわりがあり、自説を述べている。

    この中で、米が最も大切だという彼の意見には全く同感。

    寿司の土台であるシャリを疎かにしては寿司そのものが成り立たない。

    ぼくが行くような安い寿司屋は軒並みこの点で不合格である。(;^ω^A

    もちろん寿司職人にもこだわりがあるわけだが、ケチっているなぁ~と感じさせるのは不合格。

    威張っていたり、愛想が悪くても不味くなる。

    色々な制限はあるだろうけれど、やはり妥協は最小限に、サービス精神は最大限にして欲しいものである。

    こう考えてくると、一番の要素は結局「寿司職人」だというところに落ち着く。

  • Kindleで。
    魯山人の久兵衛評など、なかなかに興味深い。
    寿司談義は「小遣銭が快調にまわるようになり、年も四十の坂を越え、」とあるし、寿司は将来の楽しみにとっておきたい。

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著者プロフィール

北大路魯山人 (きたおおじ ろさんじん)
料理研究家・陶芸家・書家=本名房次郎。1883(明治16)年、京都・上賀茂神社の社家の次男として生まれる。1904(明治37)年、日本美術展覧会の千字文の書で一等を受賞。その後、篆刻、陶芸に手を染める。19年には古美術商を営むかたわら、会員制の「美食倶楽部」を発足させる。25年には東京麹町に、当時のセレブを対象にした日本料理の料亭、星岡茶寮を創設、顧問兼料理長に就任。26年、北鎌倉の山崎に窯を築き、星岡窯と称した。料理と陶磁器と書に鬼才を発揮、新境地を開いた。美食に人生をかけ、美的生活に耽溺した。1959(昭和34)年12月21日、好物のタニシのジストマによる肝硬変で死去。

「2020年 『魯山人の和食力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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