本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (198ページ)
感想・レビュー・書評
-
大学生活もずいぶんいたについてきた律。不特定多数の人が集まる場所にはそりゃそりゃなことが起きるわけで。それでなくても呼び寄せる体質なわけで。「僕は因果応報ってないと思ってるんだ。何か偶然が重なると人は理由づけしたがるけどさ。でも、縁とか運みたいな物はあると思うけど。」近藤が唯一の友達らしい友達で。おじいちゃんと違うのは、ちゃんとした人間。よかったね。と。「でも寂しいからって運命と偶然を取り違えないでね。僕はただの通りすがりですから。こういう力を持った人間は皆一人なんですから。」律はよく「冷たい」と言われているが、不思議なものが見えるからといって「仲間」たり得るかと問われれば、そりゃ否であろう。司ちゃんや晶ちゃんは従姉であって、仲間ではない。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示