重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 科学読み物は同様のことを何度読んでも飽きない。
    根源的なものへの人間の欲求に不思議を感じる。
    さて今回は重力についてである。
    この世界の4つの力の中で重力はなんか特別だなぁと感じていた。
    重力を知るには最新の理論を駆使しなければならないようだ。
    超弦理論はまだ実証が難しいようだけど、この分野は理論先行なので気長に待とう。でも、間接的には実証の片鱗が見えているようだ。
    今後も重力に注目したい。

  • オーディオブックで読了。重力がこの世界を作り上げている根本的な原理と深い関係があることがわかった。特殊相対性理論あたりまではなんとか理解できるが、その後は一読で理解するのは難しい…。もう一度読む必要あり。

  •  我々の住む世界には重力・電磁気力・強い力・弱い力という4つの力がある。そのうちもっとも人間にとって身近なのが重力であり、重力の源となるのは物体の質量である。質量が存在する理由(質量が発生するメカニズム)を解き明かす上で鍵を握ると言われていた「ヒッグス粒子」について、つい最近欧州のCERNが運用するLHCが発見したというニュースが注目された。

     ヒッグス粒子発見の意味を一般に解説するようなタイミングで著者が2013年1月に出版したのが『強い力と弱い力』だが、2012年5月に出版していた『重力とは何か』はその前提になっていると言えるだろう。そこでこれらをまとめて読んでみた。

     結果、久々の大ヒットと言える良書だった。今までちっとも理解できなかった様々なことがこの本ですっきりわかったように思われる。もちろん理論の深い部分は到底理解できるものではないし、理解できなくとも生きていくのになんの不自由もない。しかし真理の探求のなんと魅力的なことだろうか。

     著者は現在「カリフォルニア工科大学のカブリ冠教授及び数学・物理学・天文学部門副部門長、東京大学カブリIPMU主任研究員」という、もうなんだかよくわからないくらい凄そうな肩書きの研究者。しかし理系で文才のあるタイプの特徴か、その文章は実にわかりやすくて面白い。まるで小説を読んでいるようなワクワク感を抱きながら一気に最後まで読んでしまった。

  • 最先端の科学者による解説。
    わかりやすい。Nスペなどの映像ものなどもてきたが一番わかりやすいと思う。

  • 宇宙物理学の大家、大栗教授による一般向けの宇宙物理学解説書。一般向けに平易な言葉で書かれており、この手の本にありがちな学者じみた難解な表現も無く、ややこしい話をスイスイ読んでいける気持ちの良い一冊。
    しかしながら、ラストの量子論やひも理論辺りになってくると抽象度が格段に増し、サクサク理解するのは中々厳しくなってくる。
    是非もう一度復習して最新の宇宙理論をより理解したいと思わせて貰える素晴らしい一冊。

  • 宇宙創世にえらく感動した一般人としてはこちらも読みやすく、めちゃくちゃおもしろかった。が、おそらく本誌の半分も理解できなかった。

    一般相対性理論の理解まではある程度追いつくのだけど、次元をまたがった議論が始まり、10次元まで到達したところで一般人の理解レベルでは限界が来るなぁと。

    私はこの本を海外旅行中に読んだのだけど、視界を一般相対性理論の世界と量子力学の世界まで超スケールイン・アウトした後に地球上の大自然を目の前にするととても深遠な気持ちになるというか、今目の前にある草花や川や山、水、そして自分たちの肉体がミクロでは量子レベルで構成され、4次元の中を生きているのだと思うと言いようのない高揚感を味わえた。

    こういう本を読んだ後で、例えば映画インターステラー等が凄く面白く観れると思う。(この映画における一般相対性、多次元の描写は秀逸、フォログラフィー原理とかも)

    ■メモ
    ・電磁気力が存在しなければ物質はまとまっていられない
    ・質量と重さは実質的には同じもの
    ・物理学の理論が説明できる範囲は概ね10億の単位でで広がってきている
    ・エネルギーは質量に光速を二回かけたものに等しいE=mc2

  • すぐに忘れてしまうのでなかなか理解が進まないが少しずつ身近に感じられてくる感覚

  • その先の奥深いところにも、知らない世界が広がっているはずですが、私たちはそれを知らないことすら知らない。

    重力なんて、9.8m/s2であり、質量をかけると力になるくらいしか、頭にありませんでした。ブラックホールの成り立ちに繋がっていたり、素粒子の存在に影響したり、知らないことだらけでした。

    知らないといえば、本書とは関係ありませんが、理由あって、不揮発性メモリと揮発性メモリの仕組みに接する機会がありました。業務で半導体に携わっていたことがあったので、比較的すんなりと理解に結びついたと思います。

    重力のように業務とは直接繋がりのない内容にも接しておいても良いと思います。業務で触れた半導体の知識がメモリの仕組み理解に活かされたように、重力の知識が業務のどこで活きるともわからないので。

  • 視野が広がる一冊。

  • 超弦理論とはどんなものかを概観できる。
    それにしても、なぜ折りたたまれた次元と、普通の(?)次元と、二種類の次元があるのだろうか。それに、急に六次元も増えちゃうのもなんかピンとこない。自然とはそんなに複雑なものなのだろうか。素朴にそのような疑問を持ってしまう。

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著者プロフィール

カリフォルニア工科大学フレッド・カブリ冠教授/ウォルター・バーク理論物理学研究所所長
東京大学カブリIPMU主任研究員
米国アスペン物理学センター所長

「2018年 『素粒子論のランドスケープ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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