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感想・レビュー・書評
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映画を観たその日にKindleでポチる。
主人公のすずさんが天然で健気で可愛い。戦時中のごく普通の人の生活を描いている。貧しいながらの衣食住の工夫、知恵。家族や近所の人と支え合って、励まし合って、落ち込んでなんかいられない。
上手く感想が書けないので是非読んで欲しい。映画もおすすめ。
161221 -
漫画もやさしくやわらかくすずと家族のつながりを描いているけれど、なんとなく童話っぽい最初のエピも含め、映像化は大成功だったと思う。
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戦争系の読みものは空襲や戦闘の緊張感や悲惨さを伝えるものばかり見ていたのでこの日常の延長線上に戦争があるものは興味深かった。
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ヒット映画の原作。Unlimitedで全巻読めるのを知り購読。
映画が原作にあまりにも忠実なのでスムーズに読めた。
義母を小学校につれていく話はカットだったけど、これを読んでようやく旦那がすずさんを知っていた、という理由が分かった。映画でも言及されていた条約で呉海軍工廠が大量人員削減したときだったと。
先の展開を映画で知ってるといろいろつらい。 -
ほのぼの。
マンガではなく、絵本を読んでるかのような印象。
すずのおっとり感がより伝わる原作でした。
中巻の悲劇がより悲劇と感じる長いエピローグと感じました。 -
平成の名作・ロングセラー「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいうべき本作。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。
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一歳にも満たない母を置いて戦死した祖父との小さな思い出を一つ一つ幸せそうに語った祖母。私が食べ物を残すと、疎開先で年下の女の子よりも食べてはいけないと思っていた、と涙をためて怒った父。私にはそんな思い出がありますが、今や戦争の知識は、知らない世代から伝え聞く時代に。当たり前だけれど、あの時代だって、みんな精一杯「日常」を生きていました。平凡な日常を続けようとする人たちへの身近すぎる死が、理不尽な死が、悲しみ以上の痛みで伝わってきます。こんな戦争や原爆の伝え方もあるのだと読書中ずっと圧倒されっぱなしでした。
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主人公の「すずさん」は、いかなることが起きようと、日々を淡々と生きてゆく。映画・書籍は共に、稀にみる傑作。私は、映画館で我を忘れて見入った。得も言われぬ深い感動に心が揺さぶられ、ひしひしとほんわかな気分に包まれる。当たり前の日常の生活、そこにこそ『幸福』は在る。 -
もっと戦争の悲惨さが前面に出ているかと思っていたけど、少なくともこの巻に関しては描かれているのは日常だ。
あと、少し不思議、ファンタジックに感じられる部分もあった。あれもまた、現実なんだろうか。
クスっと笑えるところもあり、今後、どういう展開になるんだろうね。
ちなみに、現段階では映画もドラマも観ていない。あちらは、むしろ重さの方が話題になっていた気がするんだけどね。 -
Kindle
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ああ、これは名作だな。(中・下巻も読みますよ)
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映画はあまりにも良かったので原作を読まなかったのだけども、ドラマを見たらやっぱり読みたくなってしまった。スズの普通の中にある情熱や強さ優しさががとてもしみる。戦争は私にとっても遠い過去のことだけど、どんな世界にも普通の生活があって、その中に悲しいことも愛すべきこともあるのだと、そう思うのでした。でもやっぱりノンの声で読んでしまうな。
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普通に主人公の片手がお話の途中でなくなるって、あるんだ。普通の人たちが普通の生活の中でよくわからないまま普通でないことに次々遭遇していくということなんだとよくわかった。
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書籍版持ってますけど引っ越しで行方不明に。。。懲りてKindle版買い直しました。
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映画を観てきたので読む…すごいな、映画ってこのまま、そのままが動いてたんだ。こまいなあ、懐かしいなあ。
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こうのさんは、声高に語らず、心に入り込んで、こらえきれない感情にしてしまいます。天然ぽいすずさんは、どこにでもいる“すずさん”です。戦時下で物資は欠乏しますが、淡々と暮らしています。例えば、楠公飯のシーン。節米で増量したご飯はとても不味いものでした。そこで、「あれを喜んで食べられる楠公さんは豪傑だねぇ」、のひと言がこうのさんの味です。これから進む話の先には、深刻な事態が待っています。覚悟して読み進みます。
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いつ読み切るか分からないので都度★評価をば。
映画を観に行けてないので純粋に初めての遭遇ですが、この漫画はまずい。内容が悪いということではなく、終わりが1945年8月らしいという意味で。描写される題材は何処にでもある日常、それが確実に消失することを読者は分かっている訳だから、下手なサスペンスよりも怖く、そして読み進めたくなくなる。
うーむ、続きを読みたいが読んではいけないというか。間違いなく良い漫画ではないかな。 -
そうだよな。戦時中にも日常があったんだな、って。