日本のいちばん長い日(決定版) 運命の八月十五日 [Kindle]

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  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • 終戦に向けてのそれぞれの活動と出来事を時系列に記述する。あの時誰がどうして降伏の決定をし、玉音放送はどのようにして行われたか。また、無条件降伏に反対する勢力はどのように行動したか。今にして思うと、ほんの少し早くポツダム宣言受諾を決定していれば原爆は落ちていなかったのではないかと思うと哀しい。

  • 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

  • 週末は,文字通りKindleが手放せなくなっている。

    で,この週末の読書はこれ。前から読みたかったのを,ようやく読破した。

    8月15日正午までの出来事を,1時間毎に24章にわけ,幾つもの出来事を同時並行して紡ぐ手法に,とにかくのめり込んだ。あの日に何があったのか,誰がどんなことを考えたかは,未だにあの日から始まった日本を生きている人間にとって,知っておくべき事実だと思う。

    以前,長谷川三千子の「神やぶれたまはず」を読んで,8月15日の玉音放送の瞬間,日本全国が文字通り静寂に包まれた一瞬のことに思いを馳せたが,そこに至るまでに24時間をこうして読んで,また感慨が深まった。

    米兵は,己の命を顧みずに戦う日本兵を目にして,心底恐怖したという話は,よく聞く。同時に,この一瞬を境に,その悪魔のような兵士が,一糸乱れず降伏を受け入れたことに,更に恐怖した,という話も聞く。そこに,日本人とは何か,という答えがあるように思う。

  • 一気に読んだ。

  • 終戦に至る一日が事細かにわかりやすく描かれています。哀しい話ですが読めて良かったと思える何かがありました。

  • 終戦を決意し、玉音放送までの文字通り日本のいちばん長い日のノンフィクション。陸軍の若者たちの想い、それを理解した上の陸相の自刃。本当に僅か70年前に同じ日本で起きたことなんだろうか。

  • 8月15日は終戦の日だが、昭和20年の当日、陸軍若手近衛将兵たちが降伏を阻止すべくクーデターをおこしていたことは結構知らない人が多いハズ。宮城事件と言われる。昭和天皇の聖断があってようやく日本は降伏できたのだが、やっとその時がきたのにここまで悪あがきがあったのか、と嘆息するしか無い。ただ、阿南陸相が決して強行一途ではなくて、血気盛んな分からず屋たちを納得させるための行動故の徹底抗戦の主張だったのかといった真実はわかるし、印象を新たにする。

  • やっと読むことができた。色々なことを考えさせられ、改めて認識させられる。日本人なら一度読んでおいたほうがいい。

  •  1945年8月15日正午から行われた玉音放送。そこに至るまでの24時間のドキュメント。関係者への取材を重ねて書かれた初版当時(1965年)は当然多くの関係者が存命だったことから書けなかったこともあったそうで、この「決定版」は1995年にそれを保管して再出版したものだとのこと。

     政府がポツダム宣言の受諾を決め、天皇が直接国民に伝えることにしたが、一部の軍人は降伏を受け入れられない。彼らは「君側の奸を除く」という二・二六事件と同じ思想から宮城の占拠を図り、放送を阻止するためにNHKを襲撃するが、ギリギリのところで阻止される。

     手に汗握る展開で、いかにも映画化されそうな話だが、案の定最初に出版された翌年には映画化されたそうだ。まだ見ていないが、機会があれば見てみたいと思う。

  • 「万世一系の天皇を戴く君主制こそ日本の国体であり、それを護らねばならぬからである。」

    広島原爆からポツダム受諾まで書かれている。
    各人が何を思い行動していたのか興味深い。
    陸軍の動きも分からなくない。

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著者プロフィール

半藤 一利(はんどう かずとし)
1930年、東京府東京市向島区(現在の東京都墨田区)生まれ。東京大学文学部国文科卒業後、文藝春秋新社に入社。編集者として活動しながら匿名記事も記す。1965年に大宅壮一の名義を借りて『日本のいちばん長い日』を執筆、発行。『漫画読本』『増刊文藝春秋』『週刊文春』『文藝春秋』編集長を歴任。1995年に文藝春秋を退社してから作家・評論活動専任となる。
1993年『漱石先生ぞな、もし』で新田次郎文学賞、1998年『ノモンハンの夏』で山本七平賞、2006年『昭和史』で毎日出版文化賞特別賞をそれぞれ受賞。2009年の語りおろし『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』はベストセラーとなった。
妻の半藤末利子は、松岡譲と、夏目漱石の長女・筆子の四女で、夏目漱石が義祖父にあたる。

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