- Amazon.co.jp ・電子書籍 (325ページ)
感想・レビュー・書評
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私が一番好きなサッカー小説です。
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(2022/392)リーガ・エスパニョーラのベティスに完全移籍したリュウジが、オリンピック日本代表に招集され、ピッチに立つシリーズ第三作目。ピッチの暑さと熱さが伝わってくるかのような描写に読む手は止まらない。しかし、まさかここで終わってしまうとは。。今後のシリーズをどう展開するのかと前向きな話をしていたらしい直後なだけに、驚きと哀しみは大きい。シリーズ最初に「あと20年の命」とサッカーに全てを懸けて生き急ぐかのようなリュウジそのものを感じさせる、熱く疾走したシリーズだった。
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久々に全巻読み直した。実名の選手が活躍するエピソードは想像しやすく微笑ましい。ストーリーに入り込んでしまい、続きがどうしてもきになる。リュウジはさらに飛翔するのか、怪我とリハビリの停滞が待つのか‥引退後のキャリアは‥(モデルの玉乃淳選手のように、引退後に面白解説者として輝く話も読んでみたい‥)
それにしても、やはり野沢さんの自殺は悔やまれる。リュウジの未来を楽しみに発売を待つ日々は現実にはならない。残念だが、この一連の龍時シリーズが燦然と輝くサッカー小説であることは間違いない。 -
作者自殺によりシリーズ最終巻に、中西哲生の解説が泣かせます。