旅行者の朝食 (文春文庫) [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • この人のエッセイはどれも面白い。

  • ロシアで過ごした子ども時代に出会った謎の食べもの。旅先で食べた忘れられない一皿。あらゆる食に精通する著者が綴るエッセイ。
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    Kindleで買った記念すべき一冊目の本。食のエッセイが好きすぎてもったいなくて読み進められず、1年以上もほったらかしていた。

    食べ物の感想だけでなく、その土地の歴史や昔話をからめて紹介するのが面白い。見聞が広いというのはこういう人のことをいうのかな。

  • 食べ物にまつわるエッセイ。ロシア周辺の話が多い。
    近現代史に関わるような話と食べ物の変遷についての記述が詳しい。そのあたりの歴史に疎いので、たまにピンとこないウンチクもあるが、著者の食への欲望はよく伝わってきた。

    童話に出てくる食べ物についての考察が面白かった。

  • セールの勢いで買ったので、あれ?グルメ話でなくて旅行記だった?と最初思ったが、しっかりグルメ話でした。

    中で絶賛されているハルヴァというお菓子(?)は一度お目にかかってみたい。

著者プロフィール

1950年東京生まれ。作家。在プラハ・ソビエト学校で学ぶ。東京外国語大学卒、東京大学大学院露語露文学専攻修士課程修了。ロシア語会議通訳、ロシア語通訳協会会長として活躍。『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川文庫)ほか著書多数。2006年5月、逝去。

「2016年 『米原万里ベストエッセイII』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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