ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 682
レビュー : 69
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (384ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 人命を世界共有の財産とし、その財産を守るため、過度に健康管理が行われる近未来で、体制に抗う少女たちの話。
    私には上手に読み解けなくて、物凄い悲劇のヒロインを描こうとして失敗した感じに思えた。

  • ストーリーは面白い。文明がさらに進化した未来に起こりうるであろう社会をサスペンス調に創造。スピード感にも問題ないが、無駄に飾った描写が多く気が散る。

  • 色々考えさせられた。辛くなる描写あり。デストピア。
    筆者は病気で若くして亡くなっています。
    もっと色々読みたかった。

  • ヒトの意識とは何か、心身関係はどうなっているのか、本能とDNAの哲学的な位置づけは。そんな問いかけにもかかわらず、それ専用の新書や文庫でより深くカバーできるので、小説を用いて問いかける意味がもっとあれば良かったのに。
    ストーリー。実は13年前自殺したと思われていた同級生は生きてました、壮絶な過去がありました、主人公の父親と人類存亡に関わる争いをしてます。世界系でありそうなプロット。
    世界中を舞台にして目まぐるしくシーンがかわる。サハラの紛争地帯、バクダットの研究施設、チェチェンの丘、何かの映画で見た映像の助けで初めてイメージできる。だから冒頭のぐにゃぐにゃ曲がるジャングルジムのある公園はイメージできない。

  • 本文にHTMLのようなコードが書かれていて、Kindleのバグかと思った。感傷的な文体で、自己語りが多く、全編を通して期待ハズレだった。伊藤計劃氏がオススメと聞いて手に取ってみたのに。「虐殺器官」までは購入済なのでそちらも読んでみる。

  • 今いち没入できなかったのは、人の意識の有無≈感情の有無、と雑駁に描かれているから。我々の意識は、無意識の作用を0.5秒遅れて追認する幻である等、意識の特性は押さえて欲しい。頻出するxmlチックなタグは面白かったが、巻末の種明かしが少々浅くて興醒め。

著者プロフィール

1974年東京都生れ。武蔵野美術大学卒。2007年、『虐殺器官』でデビュー。『ハーモニー』発表直後の09年、34歳の若さで死去。没後、同作で日本SF大賞、フィリップ・K・ディック記念賞特別賞を受賞。

「2014年 『屍者の帝国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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