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感想・レビュー・書評
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初めての海外ミステリー。
冒頭でほぼ全ての人物が登場し、ひとりの人を色々な呼び方で呼ぶため、しばらくは登場人物紹介の所を何度も確認した。
遠回しな言い方や、よくわからない表現もあった。
これが海外ミステリーなのか‥と、読むペースが遅くなった。
でも、犯人の予想を見事に裏切られた。
それはもう清々しいくらいに。
あぁ、他の作品も読んでみたいと思ってる自分がいる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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akikobbさん♪
わーい ポアロシリーズのお仲間ですね!
これはaudibleで聴いたら結構キツイ登場人数じゃないでしょうか?登場人物...akikobbさん♪
わーい ポアロシリーズのお仲間ですね!
これはaudibleで聴いたら結構キツイ登場人数じゃないでしょうか?登場人物表と何度もページ行き来しましたもの。
ヘイスティングズは本当にいいですよね♪たぶんポアロは大陸的?ロマンチストで英国人からしたらちょっと‥というところを、ヘイスティングズのおとぼけぶりで楽しませてくれてるのだと思います。エラリーのかっこよさはちょっとこのシリーズには無いですけどね。2024/03/16 -
111108さん、コメントありがとうございます♪
足を踏み入れました!
なるほど、ベルギー人、と言われてもどう受け取っていいのかよくわから...111108さん、コメントありがとうございます♪
足を踏み入れました!
なるほど、ベルギー人、と言われてもどう受け取っていいのかよくわからなかったんですが、英国人からみると「大陸的」、ちょっとわたしたちとは違う、みたいな感じがきっとあるのですね。面白いです。
ヘイスティングズ、ほんと良いです!ポアロシリーズは、これからもだいたい常に彼が語り手をしてくれるのでしょうか?おとぼけ可愛く、つっこみながら楽しめそうです笑
audibleちょっときつかったかも…。でも意外と、人物よりも、空間や時系列の把握のほうが、さーっと読まれると追いつけなくて、いったい何が謎なんだっけまあいいか会話面白いし…みたいに読んで(聞いて)しまいました。『そして誰もいなくなった』はそういう意味ではスリラー的なわかりやすさがaudible 向きだったのかもしれません。2024/03/16 -
akikobbさん
なるほど、空間や時系列のほうがaudibleでの把握難しいんですね。確かに話し方とかで人物像は区別できるけど、いつの会...akikobbさん
なるほど、空間や時系列のほうがaudibleでの把握難しいんですね。確かに話し方とかで人物像は区別できるけど、いつの会話か、どこでの出来事かは集中してないと聞き逃しちゃうかも。『そして誰も〜』はずっと同じ場所・全滅への一直線だからわかりやすいんですね。2024/03/17
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私はテレビ版「名探偵ポワロ」が大好きだ。時間とお金が許せば全部の円盤がほしいし、観たい。お茶目なデビッド・スーシェのポワロと、これまたチャーミングなヒュー・フレイザーのヘイスティングスが私の頭の中の固定イメージだ。
本書は記念すべきポアロ初登場作であるとともにクリスティの商業デビュー作。舞台も、登場人物も、殺人の状況も、全てが「これぞクリスティ」で、クリスティを読む試金石だと思う。ミステリの古典などと気負わず、現代のミステリ好きにも楽しんでほしい。
ついでにスーシェのポワロとフレイザーのヘイスティングスが頭の中で動いてくれるので個人的には超楽しい。 -
『伝説はここから始まった…』
"ミステリーの女王"アガサ・クリスティの記念すべきデビュー作。また、名探偵エルキュール・ポアロシリーズの第1作目。初版刊行は1920年(執筆は1916年)であり、100年経った今なお読み継がれる名作。
スタイルズ荘に住む資産家の女主人が亡くなったことにより、私立探偵であるポアロに調査を依頼するというストーリー。容疑者がコロコロ変わっていく展開が巧妙。与えられた情報をもとにアリバイや犯行手順を推理していく正統派の本格ミステリー作品である。
登場人物はそこまで多くない。ただしスタイルズ荘に住む一族がメインであるため、名前が混乱しないように親子や恋人の相関関係を整理しながら読み進めると良い。関係性をしっかり理解しておくと、二転三転するラストは爽快だ。
ポアロシリーズを最初から読んでみたいと思って手に取ったが、ポアロの人となりについてそこまで詳しい説明はなかった。ベルギー出身の元スーパー刑事だったことくらいで、初登場作品にしては拍子抜けであった。一方で、33作にもなるポアロシリーズを順番に読み進めなくとも理解できるように配慮されているのかもしれない。
ポアロはメインの登場人物だが主人公ではない。シャーロック・ホームズ同様、ポアロ目線ではなく相棒目線から描かれるのがおもしろい。その分、彼の突拍子もない行動や発言にうんざりすることもあるだろう。ポアロはスーパー探偵であって、滑稽なオジサンでもあるからだ。そんな彼のチャーミングな一面も、ご愛嬌として楽しんでほしい。 -
トリックと複雑な心情、コミカルさ、王道なのに最後の最後まで犯人がわからない今読んでも安定の面白さ。1920年出版アガサ女史のデビュー作とのことです。お孫さんによる序文もあります。
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記念すべきクリスティの処女作にして、ポアロの初登場作品。改めてクリスティ作品を読み返したくなり、手にとりました。英国の田園風景、館、複雑な人間関係、相続問題、とミステリの王道のような舞台設定ですが、推理ものとして読むよりは、作品の情緒を楽しむ感じ。
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ケネスブラナー作のヴェネチアの亡霊(映画)から始まり同氏のオリエント〜、ナイル〜を見てポアロを再読することにしました。
小学生時に読んだきりですっかり忘れていたので二度美味しかったのは幸運。当時はスーシェ版のイメージでちょっと変わった優しいおじさまイメージだったポワロですが、この歳になってから読むとカッコよく見える不思議…。
改めて読んでみると結構、情熱的でラテンな感じなので、ケネスブラナーの解釈の方がしっくり来るような気もしました。 -
容疑者がころころ変わる展開。
注意していないとこんがらがってしまいます。
相関図をイメージに残し、時系列に気をつけて読みました。
あの人とあの人が・・・やっぱり、という感じですが。
夫人という言葉が多く、そこがちょっとややこしい。 -
アガサ・クリスティーのデビュー作であり、名探偵エルキュール・ポアロ初登場作。
スタイルズ荘の女主人が何者かに毒殺された。
療養に来ていたヘイスティングズ大尉は、かつての友人ポアロと再会し、事件を共に調べることになる。次々と見つかる謎めいた証拠品、関係者の行動や発言、それらを組み合わせ、ポアロが見つけ出した犯人とは―――。
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いや~~~面白かった…!
デビュー作なの?本当に?これが?凄いなぁ…。
まず、一つのお屋敷の中の人間関係を見事に描いていて、すごく納得させられる。
人って、こう言われたら、こう行動しちゃうよねぇ…みたいな。
この作品自体、人間関係の作品と言っても過言ではなさそう。
一人ひとりの人物像が際立っているからこそ、発言や行動が絡み合いつつも最後には納得感がある。(最近、え、この人はそんなことしなさそう、と思うキャラクターが多いと個人的に思っている)
あと、私自身は全く犯人当てできなくてポアロが言ってることも全然分からないんだけど(笑)ヘイスティングズ大尉という素人がいるおかげで、私のような読者はポアロにはついていけなくても大尉と一緒にポカーンとしていることができて飽きない(笑)
作中には毒物や薬学の話がよくでてくるけども、これはアガサ自身が第一次世界大戦中に薬剤師の助手として勤務していた際の見識によるものらしい。
オリエント急行もそうだけど、自分の目で見たものを作品に落とし込む手腕が凄い。
説得力があるのは、リアルに体験したことだからなんだなぁ。
カタカナ名がなかなか頭に入ってこない人には最初読みづらいかもだけど、
一旦理解してしまえばあとはあっという間に読んでしまうこと間違いなし! -
やっぱり面白いなー!ヘイスティングスが天然で好きだし、ポアロのキャラの濃さも立っている。
最高のコンビ。