ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上・下合本版) (ハヤカワ・ミステリ文庫) [Kindle]

制作 : ヘレンハルメ 美穂  岩澤 雅利 
  • 早川書房
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (583ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 登場する女性は 全て魅力的で、男性は ほとんど 偏屈か変態いう設定が マンガチックではあるが、憲法の危機、マイノリティの基本的人権を守る というテーマと 終盤の裁判は 良かった

    裁判終了後の章は なくてもよかった

  • 3作一気に読み終わってしまった。リスベットが愛しい。

    展開が気になって仕事を休んでしまおうかと思うほど熱中して読み切った。

    時間がないからメモだけ。

    登場人物が魅力的。自分の意思に責任を持って生きられる人ばかり。羨ましい。

    性に関する考え方がオープンで偏見がない。性的な快感を得たいと思うのは男女とも同じ。日本だと女性が公に口にすることは憚られるけど、海外だとそうでもないのかしら。

    魅力的な女性が多かった。戦って痛みに耐えうるタフさがなければ人は魅力的になれないのかしら。

  • シリーズ第3弾、終わった。サランデルの過去に起因する事件によって捕われてしまった。サランデル、そして、それを利用して彼女を永遠に精神病院に入れておこうとする陰謀にミカエルとサランデルが立ち向かう。
    そして、終わった。一応の完結を見ているのですっきりした。

  • リスベットの不死身ぶりが半端ない3作目。
    ある意味”Tinker, Tailor, Soldier, Spy”ばりのスパイの世界が描かれるわけですが、そこはミレニアムはリアリズムというより「スーパーヒーローもの」なのでサクサク読めます。
    第1作から第3作まで一気に書いた、というだけあって、「後から思いついて無理やり話を膨らませた」感がほぼ全くないのはシリーズものとしては実は出色といっていいと思います。本作で新たに登場した脇役たちも、後で本当は活躍させるつもりだったのかなと思うと、続編がもう出ないことが寂しい限りです。

    本作では、世界はすべて敵だと思ってきたリスベットが、友人と呼べる人たちがいることに気付いて成長していく姿が感動的。最後に悪役がみんなコテンパンにとっちめられる(笑)あたりもスカッととします。

    フェミニズム的視点も健在。女性を憎み利用し踏みつける男性たちと、そうでなくちゃんと女性と共存共栄できる男性たち(しかも絵にかいたようなリベラルな男性フェミニストばかりではない)が引き続き描かれるだけでなく、女性同士の関係もステロタイプになっていなくてよかった。
    ミカエルを間に挟んだ嫉妬の感情がありながらも、「ミレニアムには助けられたから」とエリカの窮地を救うリスベット。エリカの私的なセックステープを目にして「美しい。そして私の性生活より楽しそう。」というあっさりした感想でエリカを断罪したりしないスサンヌ。2人にふさわしい信頼と敬意でこたえるエリカ。もちろん大活躍の弁護士アニカとリスベットの関係も(あのリスベットがクリスマスプレゼントを買おうかなと思うのだからすごい)。
    女性以外にも、移民やいわゆるコンピューターオタクなど、ステロタイプに扱われることが多い人たちを丁寧に描いているのも好感度大でした。プレイグいい奴。
    個人的には、広い意味での同業者なこともあって、ヨナソン医師が好きでした。言いくるめようとするテレボリアンを冷静に追い返すところとか、もう「ヨナソン先生いいぞいいぞ!」みたいな感じ。


    いやー、楽しかった。そして女性の扱いがステロタイプなことを「まあエンタメだし、全体的には面白いからまあ気づかなかったことにしよう」とか考えなくていいのが本当に気持ちよかった。いつか映画も見てみようかな?

  • ついに公安警察にある秘密機関「班」との対決!
    頭に銃弾を受けて病院から出ることができないリスベットを助けるために、
    ミカエルをはじめ、周りの人が協力して立ち向かう。
    特にミカエルの妹で弁護士のアニカによる終盤の法廷劇は圧巻だった。
    あのテレボリアンがやり込められるのを見るだけで溜飲が下がった(笑)
    シリーズとして、次巻が出れば間違いなく読みたいのに、
    著者が亡くなってしまったのは残念としか言いようがないね。

  • なんだかちびちびと細切れに読んでしまい、読むのに時間がかかって。そのせいもあるかもしれないけど、うーん、そんなに世間で言われてるほど飛びぬけておもしろいとも思わなかったというのが正直なところ。
    スウェーデンの近代的な歴史とか、政治とか、いろいろなじみがないってせいもあるかも。公安警察の話とかいまひとつぴんとこなかったというか。
    さまざまな要素が盛り込まれすぎてるような気もしなくもなかった。
    シリーズものとして、これから、ミレニアム誌編集部のあれやこれやとか、リスベットの今後の生き方とか、続けて読んでいくのはおもしろそうだ、と思うけれども、著者が死去していてそれがかなわないのは寂しい。

  • 暗い過去を持つ天才ハッカーの少女と業界から干されかけている雑誌編集者が旧家にまつわる難事件に挑む。ややグロい描写が多いが、何と言っても日本ではほどんど知られていないスウェーデンの生活描写が興味深い。続編を期待したい作品だが、何と作者はこの作品を描き上げたあと亡くなったとのこと。なんとも惜しい。

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