ワーク・シフト ─孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025> [Kindle]

制作 : .  池村 千秋 
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感想・レビュー・書評

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  • 6年前に2025年を想定して書いた本だが、得るものは多かった。著者が予想していることは現実となって動いていることもあった。自分の周辺には、この大きな変革の時代に気づき行動している方もいれば、気づかず(きづかないふり?)に行動していない方が多くいると感じている。自分は、何となく気づき行動しているが、この本を読んだことで行動を加速するべきと思った。
    自分の行動に自信と責任をもって行こうとつくづく思った。

  • いや、まじリアルすぎる。
    仕事と遊びの境界をなくすこと。
    自分も会社でも求めていることである。
    が、その思想に到達するには、なかなか思考力が問われるものだ。
    未来は新たなイノベーションが待っているという明るい風の論調で書いてあるが、いやはや逆に言えば、イノベーション思考が出来なければ、”未来はない”と言われているに等しい。
    様々な著者が述べている”知価”が上がれば上がるほど、学ばない人間と格差が拡大する一方なのだろう。
    はぁ怖い怖い。ただただ、学ぶのみ。

    それから”遊び”の定義はとても良い気づきとなった。
    カリヨンツリーのようなワークスタイル。理想的でとても納得できる。が、しかし、知力や技能が問われる。好きな時間、時期で仕事を選べるぐらいの技能がなければ成立しない。ここが正に本書で専門性が問われる所以なのだろう。正直、学ぶ習慣がある人が、どれほどいるであろう?学ぶ習慣があっても、とんがった技能をもった人がどれほどいるであろう。やはり、未来の報酬格差は飛躍的に広がるであろうことが想像される。終盤に書いてあるように金銭が仕事の価値という古い観念から逸脱せねば、非常に悲観的な将来になるのだろう。低収入層の不平不満はどれほど鬱積するであろう?飛躍しすぎかもしれないが、治安が悪化する要因になると感じられる。
    「限界効用の逓減」 これに感銘を受けた。
    お金は増えれば増えるほど、価値を感じなくなる。
    技能や友達は増えれば増えるほど、新たな喜びが増す。
    仕事は金じゃない!っという軸とした様々な考えがあったんだけれども、この言葉でまとめてもらえた。今後ももう少し確信をもって仕事は金じゃない!っといえそうだ。
    うん。素晴らしい本だったな。


    ばらけていた仕事の本質に対しての考え方が、とても整理された。序盤は正直、リアルすぎてネガティブな心持ちになった。以降の人生と仕事の融合思考が未来において重要性を増すという論旨は読んでいて、自らの考えに近いものばかりだったので、ポジティブな心持ちに転換された。がっ要所要所に記載れているように、”考える力”が今まで以上に要求される世の中になり、ますます学ばない人との格差は拡大してゆくのだろうと改めて思えた。
    要所にたくさん語りたいくだりがあるのだけれども、終盤に書いてあった経済効用の逓減のくだりは、感銘を受けた。
    仕事は金じゃないという論旨は安直に良く言われるし、自らも仕事と遊びの融合は強力に意識している。何故、そうなのか?の論拠としてとてもしっくりきた。以降、体に入れる為、会う人合う人その話をしている自分がいる。
    ”技能と人脈” これには限界なく脳が刺激を受けることができる!
    とても良い本でした。ばんちゃんサンキュー

  • これからの変化にどのようなものがあるのかが5つの要素で整理され、その変化を予測してどのように働き方や生き方を変えて行くべきなのかを考えるキッカケになる。前述の5つの要素はしっかりと意識することに価値があると感じた。

  • 2025年に再度読んでみたい。

  • 2018年1冊目

    面白い本だった!!
    たしかに今後の働きかたは、日本を始め世界で、変わっていくだろうし自身も自身の働き方の方向性を常に考えていかなければと感じた。

    また、具体的なストーリーになっていたのが読みやすかったが、その反面少し 本分厚くなりすきた気もする。読むのに時間がかかった。笑

    <本文要約、意訳>
    2025には其々の働き方はガラリと変わる。

    ■背景
    - 平均寿命の長寿化
    - テクノロジーの発展(自動化、リモートワーク、、、)
    - 環境問題とエネルギーの変化
    - 社会の変化(家族の構造変化,女性、企業の変化)
    - グローバリゼーション

    ■結果もたらされる働き方の変化
    <1. bad case>
    - 細切れの時間にいつも追われ続ける未来
    - 孤独にさいなまれる未来
    - 繁栄から締め出され、貧困になる

    <2. good case>
    - (リモートも含め)みんなで大きな仕事を成し遂げる コ・クリエーションの未来
    - 社会貢献や家庭などとバランスを取りながら、積極的に社会と関わる未来
    - 創造的なミニ起業家が活躍する未来(彼らが築くエコシステム)

    ■よりよく働く(good caseになる)ために必要な3つのシフト
    1. ゼネラリストから連続スペシャリストに
    2. 孤独な競争から強力して起こすイノベーションへ
    3. 大量消費から、情熱を傾けられる経験へ


    <個人的に面白かったポイント抜粋>
    - 歴史的に見ても、働き方が大きく変化するのは、エネルギーの変化が肝だったという事実
    - 産業革命なども、実際その時代を過ごしていた人には緩やかにヒトヒトと変化していっていたこと(気づかない人は気づかない。)
    - 社会起業家という生き方
    - 孤独にさいなまれる人が増える未来だということ

    <感想>
    3つのシフトの中でも、まずは1のシフトを頑張らねばと思った。
    あと、2の共同体を築くというのが、自身は一番弱い気がした。
    逆に、最後の経験に重きをおくっていうのは 結構できてる気がする。
    (ただ、お金も足りないは足りない。www おっと、まずい。自制自制www)

  • 日本で動いてる時間を短縮する働き方改革ではなく、1人との差別化をはかる自分磨き 2人的ネットワークの強化 3仕事だけでなく家庭や趣味などを価値観に置く
    みたいなことをやってくべしと書いてあったかな

  • 概要:

    通信技術とグローバル化で24/7で仕事するように->仕事が忙しく・細切れになると専門技術を身につけたり創造性を発揮するチャンス(遊び)が失われる
    -> 専門技術を身につける; 人間関係; 働き方を主体的に選択

    エネルギー問題と家族のあり方の変化、政府や司法システムへの不信->人間は孤独に?

    どこで生まれたかでなく才能とやる気が経済的運命の決定要因になる; 勝者総取り; バブルは繰り返される

    暗い未来のシナリオを書き換えるには?

    バランスのとれた生き方; ネットを通じた新しい形のつながり; 自分にとって意味があると思える職業生活; 職業寿命の長寿化;

    働き方に対する問: 大企業で働きたいか自分でビジネスをしたいか? 何歳まで働きたいか? どこで暮らしたいか?

    求められる変化

    - ゼネラリスト から「 連続 スペシャリスト」 へ: 専門技能の価値は役立つこと・希少性・真似されにくさ
    - 3種類の人間関係: 志を同じくする集団(ポッセ)/多様性に富んだ大規模なネットワーク(ビッグアイディアクラウド)/リラックス・リフレッシュできる頻繁に会える人たち(自己再生のネットワーク)
    - 報酬額と消費中心の世界観からやりたいことと生活スタイルを重視するよう考え方を変える

    感想:

    誰向けのメッセージなのか、すごい典型的な超ハードワーカーのエグゼクティブ向けでふつうの働き手にはいまいちあてはまらないのではないかという感じはあるが、かなり考えさせられるところはある。
    最後はちょっと投げっぱなし感はあるけど、結論を与える本というよりは考えるきっかけを与える本という感じで、その限りにおいてはすごくいい内容だと思った。

  • 保守的な中間層が思い描く2025年の予想図。

    本書を読むと日本国内で話題にされている企業と人間の関わりの問題は先進国共通の問題でもある。

    英国のビジネス書はサルトルとマルクスも論じることができる知識人が書いている。

    働き方改革で論議されていることは、全く本書からかけ離れた化石時代の産物ということが私には理解できた。

    日本の働き方改革で論議されているのは、労働時間規制を外すとか外さないとか、外したら企業が割増賃金を払わなくて済む、というような、何をしたいのか、よくわからないシロモノであり、さすがに、生産性ゼロの日本の財界が考えそうなシロモノが、働き方改革である。

    本書は、そんなくだらんことにではなく、個人の能力が、インターネットの進展とともに、伸ばすものは伸ばし、そのような社会では、中央集権的なシステムの力が失われていくのだ。

    すでに、その新たな働き方の時代へ突入しているのが、今、なのだ。

  • 2015年の働き方について書かれている。

  • 今起こりつつある働き方の変革をうまく整理し言語化している。
    ライフシフトと合わせて読みたい。

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