組織力を高める [Kindle]

  • 東洋経済新報社
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  • 「組織力」で最も重要な要素は、ビジネスマンの一人ひとりの小さな行動の違いで、個人レベルの差が組織で積み上がる事で、組織力の差が生まれる。
    特にマネージャーは、現場と経営をつなぐ最重要人物であり、企業の強さと弱さはマネージャーのレベルで決まり、マネージャーがその組織の遂行能力と戦略能力を支えていかなければ、強い組織力を作り上げていくことはできないと述べている。
    以下は個人的に印象に残った言葉。



    ・組織力=遂行能力×戦略能力

    ・遂行能力は経営者に必要なスキル
     →方針だけ決めて、あとは任せるのはダメ
     →経営者やトップこそ、実行力を身につける

    ・最強の組織力をつくり、支えていく原動力はマネージャーにこそある。
     →強い組織と弱い組織を分ける分岐点は、組織に属するマネージャーの能力に
      大きく依存している

    ・すべては結果を出してこそ
     →遂行能力も戦略能力も、その掛け算である組織力も
     「すべては結果を出すために必要なもの」として捉える
     →結果を出さないと評価されない

    ・中間管理職は恵まれている
     →戦略と現場の両方に大きく関われる
     →遂行能力、戦略能力の両方に深く関われる
     →成長に繋げることができる環境

    ・マネージャーに求められるのは、極端な話「やり遂げること」それだけ
     →企業の評価と同様に、結果を出して初めてマネージャーは評価される

    ・先を読む力
     →未来から逆算し、今こうあるべきだと考え、明日の一歩を踏み出す力

    ・具体的な目標、活動に落とし込むこと(=実行力)
     →誰がいつまでに何をどうやるのかといった項目にかみ砕き、
      具体的なワークプランへと翻訳する

    ・オーバーアチーブ
     →仕事の依頼者の期待に応えて満足させるだけでなく
     「期待を上回る」結果をだす事

    ・全てのニーズは現場にある
     →顧客の声から学び、進化していく

    ・リーダーシップには「物語性」を意識
     →人の心を動かし、共感を呼び、求心力を高める力をつける
     →単なる事実の羅列でなく、それらが一つの「物語」になった時に初めて感銘を受ける
     →心の奥深くに大きなインパクトを与えることになる

    ・シンプルを心がける
    →複雑な仕組みからダイナミズム(そのものが待つ力強さ)は生まれない

    ・意思決定は難しいものと理解しておくこと
     →全員賛成するものはない
     →意思決定をしなければ先送りの批判される
      意思決定とはそういうもの
     →100%の正解は無いと理解すること
     →自分は自分と割り切り持つ

    ・何も決められないリーダーの不甲斐なさは、組織を腐らせる

    ・主観性を持つこと(持論を持つこと)

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