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- / ISBN・EAN: 4988013230064
感想・レビュー・書評
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「黒い家」「悪の教典」の
貴志祐介が放つ
日本SF大賞を受賞した長編小説を
ついにアニメ化。
陽炎のように幻想的かつ、
血しぶき飛び散る
悪夢のオープニングシーンに
もうのっけから
釘付けになりました(汗)(>_<)
可愛い絵柄とは裏腹な
ダークな世界観と
和製ホラーの匂い。
一人また一人
忽然と姿を消す人々…。
ホラーやSFものは
決して得意分野ではないんやけど(汗)
謎が謎を呼ぶ展開と
先の読めないストーリーに
次が気になってならない
引きの強さは
ホンマ罪作りやわ〜(^_^;)
(漫画版はエロ過ぎだけど、アニメはソフトエロに抑えられてます笑)
繊細で感受性の強い
12歳の主人公の少女
渡辺早季。
大人で優等生な
青沼 瞬。
早季の親友の赤い髪の美少女
秋月真理亜。
悪びれることなく
ズケズケとモノを言う
朝比奈 覚。
引っ込み思案で大人しい
伊東 守。
そしてバケネズミや
子供を狙うネコダマシ、
膨れて人を驚かす風船犬、
人類の歴史を話す
ミノシロモドキなど
個性豊かな
異形の怪物たちのデザインも秀逸!
コントラストの効いた映像描写もツボで、
超能力を手にした人間たちが辿る
血塗られた歴史や
危険な因子を持ったものは予め排除する後味の悪い描写の反面、
ファンタジックな
呪力を操る
和製ハリー・ポッターなシーンや
星降る夜の川を渡る
ナイトカヌーの
ロマンチックなこと。
12歳から14歳になった途端、
いきなり同性愛描写が増えて
一体何があったんだと焦ってしまったけど(笑)、
まだまだ先は長いので
いい意味の裏切りを期待しています!
不安を煽り哀感あふれる
種田梨沙の歌う
エンディングナンバーの
「割れたリンゴ」がまた名曲!
作画さえ安定すれば、
コレは名作になりそうな予感がします(^O^)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貴志祐介の小説のアニメ化です。原作をほぼ忠実に再現しています。全9巻です。
世界大戦後、なぜか昔のことが、忘れられた新世界の話。人は呪力を身に着けていた。子供たちは、呪力を身に着け、厳格に管理された中で育てられている。呪力を危険に扱いそうな子は、徐々に消されていく。世界には高い知能を持つが、獣の姿をした化けネズミがいた。この世界には知られざる秘密があった。
キャラクターの絵に初めは馴染めなかったが、徐々に違和感がなくなり、原作の世界観を楽しめた。 -
アニメで2回目の鑑賞。
1000年後の茨城を舞台にしたSF。
終盤になるにつれて盛り上がる構成。
エスパー、種族を絡めた
人間とは何なのかを考えさせられる話。
世界設定、話の進め方、結末。
どれも、どはまりでした。
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BDは商業的には芳しくなかったみたいだけど、どんどん引き込まれる展開なので、最後まで見るべきですね。鬱展開も多いです。
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久々のアニメの話.
今から1000年後の世界.
古代日本のような生活を送る人々.
だが人々は呪力と呼ばれる超能力を使うことが出来る.
子供は学校で学んだり能力を研鑽したり….
主人公である渡辺早紀もそんな少女の一人.
利根川を遡り自給自足するキャンプの研修で
この世界の裏側についての一部を知ってしまう.
最初は絵が好みじゃ無いなぁと思ってたんだけど
そんなこと関係ないくらい面白かったわ.
絵なんて途中で明らかにタッチの違うというか
画風の違う回もあって
なんていうか,ノエインを思い出したんだけど.
友達はどんどん居なくなるし
大人たちは胡散臭い笑顔を貼り付けて会話してるし
明らかに話題を逸したがってたり….
まさかあんな結末になるなんて….
超オヌヌメですぞ. -
12話まで根気よく見てたけどダメだった。僕には合わなかった。ちょこちょこ『お、面白いじゃん』て、展開があったけど所詮それまで。
原作が小説だと聞いて見たけどホント残念。
空気的雰囲気アニメ。