数奇にして模型 NUMERICAL MODELS S&M (講談社文庫) [Kindle]

著者 : 森博嗣
  • 講談社 (2001年7月15日発売)
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数奇にして模型 NUMERICAL MODELS S&M (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2017.5.28再読了。

    特に狂ってる作品でした。

    「カッタシャツ」って何かなと思って調べたら、「ワイシャツ」のことを西日本ではこう呼ぶらしい。

    「言葉ってね、自分で信じていないことだって簡単に口から出るものよ。あまり、真剣に考えない方がいい」
    「人それぞれも違うものだから、お互いに摩擦が生じて、その摩擦のおかげで、滑らずにすむんだよ。摩擦がなかったら、すってんころりんだからね」
    「本来の複雑さは、成長とともに、必然的にコントロールされて単純化へ向かう。赤ちゃんのときには、笑うと泣くの中間とか、笑うと怒るの中間の感情があったのに、いつの間にか、別々のものに離散化されて個別化される。」
    「子供の頃には、何でも素直に言えて、素直に聞けたのに。理由のわからない力に支配され、少しずつ不自由になっているようだ。これが大人になるということだろうか。」

  • S&MシリーズNO.9
    今回は2つの事件が近くで起こります。もちろん密室殺人。
    そこに濃い大御坊、かっこいい金子君が登場します。また、萌絵が先生にあたらずに自分で考えるようになり成長を感じ新しい萌絵を見ました。
    そして犀川先生、ヒーローです。

  • ミステリに対してのカウンタというか、「模型」という言葉を通じて表現していたのは、読者がこの本を読むときの固定化された思考の型だったのかも、と思った。

  • いやぁ分厚い。電車内等で立って読んでいると手首が痛かった。(笑)
    どこまでが「ひとつ」か、正常と異常、型と形。きっと明確な線引きはない、輪郭はいつもぼやけて見える。しかし曖昧なまま、納得するのも有り。そして矛盾は理解されない、だから楽しい。
    相変わらず、エピローグが素敵。

  • 最初から犯人が絞り込まれている状況でのスタート。ミステリーとしては当然に密室が絡んでくるわけだが、今回に関しては厳密には密室ではない。それをどう捉えるか?常識とは何か?行動の原理とは?S&Mシリーズの中では珍しく犀川が事件に自ら足を踏み入れ、荒事もやってます。シリーズ1.2を争う傑作。

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