マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]

著者 :
  • 早川書房
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レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (293ページ)

感想・レビュー・書評

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  • グイグイ引き込まれるように読ませるところがある。隠れ家での畜産業者との対決や、アシュレイとのブラックジャック。まさにページターナー。ツボをこころえている。

    なお、読後感はスッキリと軽い。

    ウフコックって、どんな仕組みなのか気になってしょうがない。SF好きなら気になるはず。あと、マルドゥック市の法執行の仕組みもよく分からずじまい。ボイルドがタマゴ飛行船を撃って連邦法違反どうこうって、ありゃなんだったのか。

  • 未成年娼婦のバロットは雇い主に殺された。エア・カーを爆発させられて。死んだはずだったが、委任事件担当官のネズミであるウフコックによって命が救われた。緊急指令スクランブル−09でバロットは甦った。しかしそこに敵の担当官のボイルドが立ちふさがる。

  • 2018/04/18
    調子乗ったあとがつらい

  • サイバーパンクSFという形容のされ方が多いらしい。タイヤを持たないエア・カーや、亜空間から「裏返す」ことで質量を無視して何にでも姿を変えるネズミが出て来る世界観。主人公の少女が闘う力を手に入れ、圧倒的な力を見せるも-というのが本書。3冊構成になっているのを知らなかったため、「ここで終わり!?」というのに少し笑けてきた。

  • SFモノというか攻殻機動隊のようなヤツ。
    最初の設定と説明に戸惑うところはあるが、話に入ってしまえばスイスイ読める。
    じゃっかん、グロとイカれたところがあるので苦手な人はキツイかもしれない。
    でも間違いなく面白い。
    あの終わり方はズルすぎる。
    これでThe 2ndを買わない人がいるのだろうか?

  • 検証のために読んでみた。当初はアタマに入りにくかったが世界観になれてくるとぐいぐい読める。グロテスクな描写はあまり好きではないけどSF(的なというか)と承認欲求の根幹、fetishismの組み合わ せはなかなかないのかな? オリジナリティはあるのかもしれない。
    深淵を覗くものは…の概念が使われるのはよく見かけますが、そこを描いたシーンはなかなか怖ろしく迫力がありますw
    細かい文体はけっこう美しく上手いなと感じさせる。この賑やかな設定を畳むにはページ少なくない?と思ったら王道の手法で締めてて納得w
    旧版も読んでみよう。

  • 中二病爆発の異能力バトルものSF。古い洋物SFチックな表現が満載で、ちょっとグロも有りの一級品エンタメ、少なくともこの1巻はかなり楽しめた、最後まで楽しく読めるといいのだが続きに期待。

  • ウィリアム・ギブスン的なサイバーパンクな描写が最高です。しかし、ウフコックという名のしゃべる鼠の能力があまりに現実離れしすぎており、受け入れるのに時間がかかった。サイバーパンク的に書かれたファンタジーだと思って読むとすごく面白い。最後の方は痛々しくてつらい。

  • 映画のような感じ.
    途中で終わるので,3巻まで全部読みきらないといけない.

    バロットが能力に目覚めてから,それに奢り,溺れていくまでの過程も良い.ウフコックの容体の悪化によってそれを痛感させられるも,生き残るにはウフコックを利用するしかないような絶望的な状況も,次は一体どうなるのかと興奮させられる.
    ボイルドの無敵を思わせる強さもそうだけど,構図がとても想像しやすいし,先述の通り映画のようなシナリオが好み.

    漫画版もあるらしいので,これらを読み終えたら読んでみたいと思う.

  • わざと海外SF小説風の文体にしてるらしくちょっと読みづらく、イメージをしづらい。
    でもラストの戦闘シーンは迫力があってよかった。いいところで終わってしまったので、続きが気になる。

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著者プロフィール

冲方丁(うぶかたとう)
1977年、岐阜県生まれ。4歳から9歳までシンガポール、10歳から14歳までネパールで過ごす。早稲田大学第一文学部中退。小説のみならずメディアを限定せず幅広く活動を展開する。
『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、北東文芸賞を受賞し、第143回直木賞にノミネートされた。『光圀伝』で第3回山田風太郎賞受賞。
代表作となる『天地明察』は2011年にコミック化、そして2012年に岡田准一主演で映画化されヒット作となる。2019年1月、『十二人の死にたい子どもたち』が堤幸彦監督により映画化。

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