斜陽 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 先日テレビで太宰治の物語をやっていたので、これほどに有名で人気のある人の本は一度は読まなくてはと思った。

    時代背景だろうか。戦後の貴族が崩壊した後、その貴族達のその後の生活の悲しさと太宰の生きることに苦しむ姿がなんとも物悲しい。貴族の女性、かずこの弟は時代にとけ込めず自殺する。そしてまた太宰も生きることに未練を感じていなかったかのように、同様に自殺する。彼は一人で死ねなかった。それがかれの弱さではないかと思った。

    かずこは母と弟を失いながらも太宰の子を身ごもって強く生きていこうとする。強さと弱さが登場人物を通して対照的に描かれていると思った。

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著者プロフィール

1909年(明治42年)、青森県金木村(現五所川原市)生まれ。本名、津島修治。東大仏文科在学中に非合法運動に従事し、やがて本格的な執筆活動へ。35年、「逆行」で第1回芥川賞の次席となり、翌年には処女作品集『晩年』を刊行。以後「走れメロス」「斜陽」など多数。

「2018年 『津軽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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