二十四の瞳 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA / 角川書店
3.80
  • (3)
  • (8)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 47
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (11ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 昭和のはじめ、瀬戸内海べりの一寒村の小学校に赴任したばかりの大石先生と、個性豊かな12人の教え子達による、人情味あふれる物語。
    分教場でふれあいを通じて絆を深めていった新米教師と子供たちだったが、戦争の渦に巻き込まれながら、彼らの運命は大きく変えられてしまう…。
    戦争がもたらす不幸と悲劇、そして貧しい者がいつも虐げられることに対する厳しい怒りを訴えた不朽の名作。
    (あらすじより)

    新米教師の初めての受け持ちの子供たちが戦争に取られること、夫を戦争にと取られること、貧困によって子供を失うこと。

    その時代を生きた人が書いた文章は鮮烈でした。

  • 東京から来た祖母を小豆島の映画村に連れて行った際、記念にと2人で同じ本を購入。

    なんというか、読みにくかった。
    そして残念ながら、感動もできなかった。
    これはもしかしたら映画の方がいいのかも。

  • 思いっきり泣きたい時に選ぶ本。
    幾度読んでも胸がつまる。
    大石先生の初出勤からすでに88年の歳月が過ぎた。

  • はつらつとした先生に好感が持てる。元気あふれる子供たちの様子も目に浮かぶ。戦争を挟んだ数年後、亡くなった生徒たちがせつない。現代ではありえない多くの苦労が描かれている。

  • 純真な子どもたちが時代を精一杯生きている姿に胸が締め付けられた。

    戦争状態を当然と感じてしまう子。

    男の子に生まれなかった自分を責める女の子。

    それでも、百合のお弁当箱や修学旅行に着ていく洋服を
    気にして意地になってしまうところが、そのまま子どもらしく子どもで、
    だから余計に悲しくなる。

    静かにしっかりと考えさせられた。

  • 映画やドラマでの、瀬戸内海の村の分教場における女性教師と教え子達の心温まる物語というイメージが強いが、それは三部構成の第一部だけで、本質的には軍国主義や戦争の批判を主体とした作品。戦後とはいえ連載されていたのが新聞等の全国誌ではなく、キリスト教の宗教専門誌という限られた読者の読む場だったせいか、第三部などは批判の表現が生々しい。

全7件中 1 - 7件を表示

二十四の瞳 (角川文庫)のその他の作品

壺井栄の作品

外部サイトの商品情報・レビュー

ツイートする