花髑髏 「由利先生」シリーズ (角川文庫) [Kindle]

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  • 「白蠟変化」殺された人間が生きていて、実は犯人であった。しかし、簀巻きにされて海に投げ込まれた白蝋三郎が何で生きていたのか、横溝先生そこはっきりさせてくれないと夜も眠れません。「花髑髏」性別不明、生息不明の関係者と性別のミスディレクション。トリックとしては、花髑髏がすんなり収まるが、話としては白蠟変化が面白いかな。

  • 『白蝋変化』は展開も早く、楽しませようとしている感があって非常に良い。
    他の2作は、雰囲気はいいけど、話自体がありきたりで雑すぎるかな。

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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