秋月記 (角川文庫) [Kindle]

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  • 貧困に喘ぐ小藩、秋月。この藩で、専横を極める家老。主藩にそれを訴え出ることで、その専横を糾弾しようとする若者たち。彼らのリーダー格の一人が主人公である。この糾弾は見事に成功し家老を追いやることができたのだが、藩内政治の勝者には、結局のところ、藩内政治での没落が待ち受けているもの。主人公は、自分が追い落とした家老と同じ道をたどるのだった。 潰れそうにも関わらず、相変わらず社内政治に精を出すエクゼクティブだらけのソニーと、この小説の舞台がオーバーラップした。

  • 「秋月記」(葉室麟)電子書籍版を読んだ。葉室さん作品を読むのは初めてですが、骨太の「正統派武士道小説」(って言い方あるんだっけ?)です。すごく面白かったよ。静かな語り口の中に込められた想いが熱い。自分も覚悟を貫き通す魂の強さを持ちたいものである。これは他の作品も読まねばなるまい。

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著者プロフィール

葉室 麟(はむろ りん)
1951年1月25日 – 2017年12月23日
福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻卒業。地方紙記者、ラジオニュースデスク等を経て小説家に。2005年に短編「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞受賞(のち単行本化)、2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞受賞、2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞受賞、2016年『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で第20回司馬遼太郎賞受賞。
上記以外の代表作に、2018年9月に岡田准一主演で映画化される『散り椿』、第22回山本周五郎賞候補及び第141回直木賞候補だった『秋月記』がある。

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