乾山晩愁 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 天才の名をほしいままにした兄・尾形光琳。彼が太陽なら、主人公・乾山はまさに月の存在。その兄がこの世を去り・・・ というような短編が5つほど。5編それぞれの主人公の人生がオーバーラップするユニークな構成の本ではあるが、面白くない。

  • 漣々と流れる絵師たちの人生模様.内容が高尚すぎたのか,理解力不足でいまいち物語の繋がりと面白みが分からなかった.
    以下あらすじ(巻末より)
    天才絵師の名をほしいままにした兄・光琳が没して以来、尾形乾山は陶工としての限界に悩んでいた。追い討ちをかけるように、二条家から与えられた窯を廃止するとの沙汰が下る。光琳の思いがけない過去が、浮かび上がろうとしていた…。在りし日の兄を思い、乾山が晩年の傑作に苦悩を昇華させるまでを描く歴史文学賞受賞の表題作をはじめ、戦国から江戸の絵師たちを綴った全5篇を収録。松本清張賞作家の原点、待望の文庫化。

  • 織田、豊臣、徳川の時代は武士が注目されるが絵師を中心に書かれていて面白い。
    作者は…武士の修羅ではなくもう一つの修羅を書きたかった。

    尾形乾山は尾形光琳の弟である。光り輝く存在の周りにやわらかな色彩で温かみとふくらみのある存在があって光を支えていると作者は考えた。

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著者プロフィール

葉室 麟(はむろ りん)
1951年1月25日 – 2017年12月23日
福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻卒業。地方紙記者、ラジオニュースデスク等を経て小説家に。2005年に短編「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞受賞(のち単行本化)、2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞受賞、2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞受賞、2016年『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で第20回司馬遼太郎賞受賞。
上記以外の代表作に、2018年9月に岡田准一主演で映画化される『散り椿』、第22回山本周五郎賞候補及び第141回直木賞候補だった『秋月記』がある。

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