鬼の跫音 (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA / 角川書店
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レビュー : 10
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感想・レビュー・書評

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  • 短編集。それなりに読み応えあり。最後の展開がよみにくかったり、よめたり。
    個人的には序盤の章のほうがおもしろかった。最後はもっとどろどろでもよかった気がする

  • 短編集です、面白かったです。
    箱詰めの文字と、悪意の顔が面白怖かった〜

    2017.07.17

  • 短編集で、ボッコちゃんみたいに出てくる名前がことごとくアルファベットだったりして。長編のほうがおもしろいかな。

  • ブックオフでふと気になって買ってみたけど、じわじわ暗くなりました。ブックオフで売ろうと思います笑。

  • 最後の『悪意の顔』が上げたり下げたり秀逸です。
    そしてまさか良い感じで終わるのか思った所で突き落とす!
    短編6つ、どれも大きくハズレのない作品でした。安定して面白かったです。

  • 収録作品いずれもが本のタイトルそのままの内容です。
    ------------------------------------------------------
    ■ 鈴虫
    ■ ケモノ
    ■ よいぎつね
    ■ 箱詰めの文字
    ■ 冬の鬼
    ■ 悪意の顔

  • 道尾さんのホラー短編集。
    ホラーということだけど、ミステリ色が強い。
    オカルト要素は小物程度で、幽霊や怪奇現象というよりは
    人間の内面の邪悪さで心胆寒からしめる方面。

    悪くなかったし、高評価する人も多いだろうと予想される文章の出来の良さなのだけど
    出てくる主人公ことごとく好きになれず、共感もできず、イラつく始末。
    どうも自分には合わないみたいでした。

    ミステリとしては「犭」はなかなか良かった。
    短編ではあっさりしてしまっていたため、長編で読みたい。

    ここからちょっとネタバレ

    冬の鬼がホラー的に楽しめたけど
    最初の文章の意味がちょっと読み解けない。
    満足の結果のはずなのに、なぜあの文章で「終わる」のだろう。
    昔のことを覚えてない下りから、もしかして、彼女別人なのかな?と推測するも、
    そう結論を出すには文章内に根拠が足りない。
    素直に読むだけなら、そこまでホラーな感じでもないのだけど、
    もっと裏に何かあるはず!と勘ぐってしまいました。

  • 道尾秀介らしいどこか不気味な感じを受ける短編小説集。
    短編はあまり好きではないが、この人の小説は短編でも読める。
    人の心の奥にあるその本人でも気がつかない「おもい」のようなものを考えてしまう。
    こうやって書いていると、さらっと読んでしまったのでもう一度じっくりと読みたくなった。

  • 6つの短編、それぞれの登場人物の中に現れる“鬼”の部分。




    誰もが陥る可能性があるこの影の部分に、読んでいて心がざわつきました。




    6編全てに現れるSという人物表記と鴉。




    これがまた何とも薄気味悪さを促しています。




    関連がないようで、どこか繋がっているような感じをさせる




    この短編小説。




    道尾さんの言葉の巧みさをまた感じました。




    ○そのケモノは、べつに珍しいものではない。

    昔もいまも、誰の胸にだって棲みついているものなのだ。

    それは人間の胸の底で、いつも胎児のように身体を丸めて息づきながら、

    成長せずに寿命を終えるのをじっと待っている。

    ただ、ときおりその口許に、不運という餌が落し込まれてしまう。

    ケモノはぱっちりと目をひらき、その餌を齧り、齧り、齧り、齧り、

    全身に黒い毛を生やし、ついには四つ足で立ち上がる力を身につけてしまう。

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著者プロフィール

道尾 秀介(みちお しゅうすけ)
1975年、兵庫県生まれの小説家。玉川大学農学部卒業。会社員生活を続けながら小説を執筆しており、2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。
2007年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞。2009年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。2010年、『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞受賞。『光媒の花』で第23回山本周五郎賞受賞。2011年、『月と蟹』で第144回直木賞受賞。直木賞にはこの作品で5回連続のノミネートだった。
その他代表作として『向日葵の咲かない夏』があり、文庫版は100万部を超えるベストセラーになった。『カラスの親指』は映画化された。
ほか、横溝正史ミステリ大賞、新潮ミステリー大賞の選考委員を務める。

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