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感想・レビュー・書評
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バチカン奇跡調査官シリーズ、4作目? いや、5作目。 何となく癖になるシリーズ。読みやすいし。面白いし。
今回はイギリスが舞台で、ちょっとイギリスのことはあまり良く知らないのかなというところが引っかかりはしたけど、いつもどおり面白かった。でも今回はついに超自然の存在を許したのかな? そのへんもちょっともやもやするかな。
でも、なんか、内容は全然平和じゃないのに、なんか平和なロベルトと平賀ののどけさが好き。怒りとか妬みとか自己顕示欲とか自己嫌悪とか、あるいは激しい愛憎とか、そういうものと一切関係ない(それって普通だとつまらないわけだけど)二人が、不思議とつまらなくなくて癖になるという……不思議。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第5弾。
英国での奇跡調査の帰り、車の事故である田舎町に滞在することになった平賀とロベルト。そこには吸血鬼の伝説が今も息づいており、ロベルトは血を吸われて死んだ女性が蘇った現場を目撃する。二人はその地を訪れていた吸血鬼研究家の教授とともに事件を調べることにするが、犠牲者は次々と現われて…
今回は奇跡調査ではないが、ますます超常現象に磨きがかかっている。科学的な解明はちょっと強引なところがある気もするが、吸血鬼やケルトの蘊蓄も面白いしなかなかよかった。