バチカン奇跡調査官 黒の学院 (角川ホラー文庫) [Kindle]

著者 :
制作 : THORES柴本 
  • KADOKAWA
3.19
  • (3)
  • (3)
  • (5)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 63
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (509ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 長いシリーズ第一弾。最初のとっかかりで調子をつかむまでは読み進めなかったが、そこからは一気に読めた。

    バチカンに申請される「奇跡」のトリックを悉く見破り、一度も奇跡として認定したことがない調査官、平賀。
    でもそれは、カソリック教徒として正真正銘の奇跡を見出したいから、と言い切るのが格好良い。
    相棒のロベルトのワトソンぶりもいい。事が進むと平賀は天然キャラから分析官らしいポーカーフェイスに、ロベルトは逆に平賀をケアする大人キャラから感情が表面化してしまうキャラに逆転する。

    本筋からは外れるが、親から充分な愛情を得られず寮生活を送る子供達の姿が切なかった。もしを学校に申し出て事が公になると、イジメた側の子供の行き場所がなるなると思いイジメを我慢する。優れた頭脳をもってしても解決できない。
    セバスチャンやマリオ達はこの物語のあとどうなったのだろう、、教育内容は非人道的なものだったが、それなりに子供達の居場所になっていただけに気になった。

  • アニメの一シーンを見かけて、これはアニメより小説で読みたいと思い即購入。Kindleはこういうときに便利。
    あらすじはキリスト教の信徒から報告された"神の奇跡"が本当に神の御業か調査・判定を行う二人組の調査官が、アメリカの寄宿学校で起きた奇跡とされる事象とその背後の闇を調査するというもの。読者が謎を解くタイプというより、雰囲気を味わうタイプのミステリと言える。
    キリスト教系の教会とそれを舞台としたミステリに魅かれた。
    ストーリー展開や謎は王道的だと感じ、楽しんだ。
    話の展開上、主役の調査官の視点と、それ以外の登場人物の視点が入れ替わりつつ展開されるが、最終的に一つの謎にすべての視点が統合されていくものの、読んでいる間はどのようにつながるのか、なぜこの視点の描写がされているのか推察できず、ちょっと入り込みづらいように思えた。

  • キリスト教関係の奇跡を調査する話。
    怪しい教会の調査から始まって、最終的にナチスが出てくるという急展開。

  • 書店で表紙に一目ぼれして買いました。
    天才コンビがお互いに証拠を見つけているので、信頼し合っている二人の様子に安心感があり、テンポよく話が進む感じが読みやすかったです!
    謎が解き明かされないまま、終盤一気に謎が解ける様子は爽快でした。
    推理小説というよりは、少しファンタジーの入っている感じがします。

  • 藤木稟作品初読み。
    理系脳な私なので心霊的な現象を科学的に証明していくスタンスは好きな部類なので楽しく読めた(≧▽≦)
    一作目読む前からシリーズ集めるという暴挙に出たけど間違ってなかった(≧▽≦)
    平賀とロベルトの関係はホームズとワトソンみたいで助手的立場のロベルトがかなり有能で頼もしい。ヘイスティングズに爪の垢を煎じて飲ませたい(笑)

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズは累計140万部を突破するヒットとなり、アニメ化もされた。他の著書に「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2019年 『バチカン奇跡調査官 アダムの誘惑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

バチカン奇跡調査官 黒の学院 (角川ホラー文庫)のその他の作品

藤木稟の作品

外部サイトの商品情報・レビュー

ツイートする