涼宮ハルヒの驚愕(後) 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 分裂・驚愕(前)から続く、2年目を迎えたSOS団の危機。並行して進む二つの日常はたどり着く先は?新メンバー加入はどうなる?
    3冊と長編になりましたが、ダレることなく楽しめました。

  •  2023年の9月くらいに何を思ったかふと2009年度版のアニメを視聴し「エンドレスエイト」の斬新さに驚愕。「消失」を観てドハマった。で小説の電子書籍を12冊分まとめ買い。(ここでのセットは「驚愕」まで、「直観」は別記事を立てます。)

     僕は80年代の人間で、90年半ば以降ほぼ全くアニメを見ることが無かったんだけど、何十年かぶりにまっさらな状態でゼロ年代の作品に触れたらまあ面白い事。ヘタに語ったら世代の人からボッコボコにされそうなのであんまり語りませんが、まだ完結していないので次作期待です。

  • 2021/2

  •  思い出すための再読。『涼宮ハルヒの分裂』から続く3部作の最終巻。α世界(ヤスミの電話)とβ世界(佐々木の電話)に分かれた世界が統合される。キョンにとっての古泉の存在がどういったものであるか今まで以上に明確になったような気がした。また国木田の存在も際立った。朝比奈みくると藤原の関係や佐々木とハルヒの意外な接点も明らかになり,この3冊は読み返すに値する巻だったと思う。終わりは随分と美しくまとまっており,読み終わったとき,おそらくこのあと続きの巻が出版されるとは思わなかったのだと思う。願わくば,佐々木とまた会えますように。

  • ・前に読んだのは文庫版で、発売直後に購入した記憶があるから、2011年か。
    ・前に読んだときの印象だと、αとβに分裂して、うまくまとまらなかった印象を持っていって、続編を待っていた気がするのだが、改めて読むと、なんだか、最終回でも良いくらいのボリュームと内容で、話としてもまとまっていた。
    ・当時、ちゃんと最後まで読んでいなかったのかな?
    ・古泉が部室で啖呵を切るシーンは、今まで裏で動いていた古泉が、表舞台で活躍している感じがしてよかった。

    ・読んだあとは、自分にとって、「未来はそんなに悪いものではない、いい方向に進んでいく」というなんとなくだが前向きな気持になる。どの場面がそう想起させるのかはよくわからない。今いる自分の現実も、そんなに悪いものばっかりではないんじゃないか、みたいな。
    ・だからといって、それまでの作中でも度々描かれていたように、結果が同じだからといって、何もしないというわけにはいかないが。
    ・自分から不思議探しにでかけようってことなのかな。

    ・エピローグでの国木田のセリフも良い。

    ・『憂鬱』が2003年、『驚愕』が2011年、8年で11巻のスパンがあったわけだが、当時、リアルタイムで読んでいたものとは別の、言いようのない温かみを感じられる。
    ・続編は、あったらあったで嬉しいけど、なくてもそれはそれでいいかな。

    ・このような物語を生み出してくれてありがとうございます。

  • 涼宮ハルヒシリーズ、第十弾。
    大台にのった巻にふさわしく、今までで一番壮大な話だったかも。
    最初に怪しかった佐々木さんにどんどん好感を持ってきて、橘さんに同情して、そして初の悪役かと思った藤原君への気持ちが保留になって。
    分裂した時空を行ったり来たりしながら、ハラハラ度も増して、でも尻つぼみにならずにがんばってくれた。面白かった!
    未来へのほのかな予感もにじませて、良い終わり方。ハルヒ、すげー! さっすが団長!

  • 全キャラ登場とか(博士くんの父も!)、「実は北高に入った理由ってのが…」といった各キャラの暴露とか。まるで最終回じゃないか!
    とりあえず事件(分裂)は解決(結合)したもののなんかすっきりしないなぁ…

    兎にも角にも分裂から連続で読んどきゃよかった。
    驚愕(前)読んだ時に思い出すのに結構かかったし。
    ラノベとはいえ3冊通しのストーリーとなればそれはもう長編。

    いやしかし、本当にこれで終わりなのだろうか
    あとがきを読んだ限りでは作者的には明示されてはいない
    ああでもこの人は歪曲して書くの好きそうだから、実は斜め読みで「これが最終巻でした」とか書いてあるのかもしれないな。
    読み直さないけど

  • 再読。今更なんですが・・これ最終回ですか?
    何か、初読の時は「やっと出た!」てな勢いで脳内に流し込んでいましたが、勢いが良すぎて相当な部分がこぼれ落ちていたみたいです。何だかその時の記憶が殆ど無いという・・
    ということで、今回は少しばかり丁寧に読んだつもりでしたが、結局読み落としがあったような。
    分裂した意義って、結局作中で解決されましたっけ?
    バックアップは取ったけど、杞憂で終わったってことでOKなのかな?
    ただ、この最終回的なテンションの高さは大変楽しませていただきました。
    結論。大変素晴らしいシリーズでした!

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著者プロフィール

2003年、第8回スニーカー大賞<大賞>を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューをはたす。ほかに『学校を出よう!』(電撃文庫)などがある。

「2019年 『涼宮ハルヒの驚愕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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