涼宮ハルヒの驚愕(後) 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2011年7月15日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (258ページ)
感想・レビュー・書評
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分裂・驚愕(前)から続く、2年目を迎えたSOS団の危機。並行して進む二つの日常はたどり着く先は?新メンバー加入はどうなる?
3冊と長編になりましたが、ダレることなく楽しめました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021/2
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・前に読んだのは文庫版で、発売直後に購入した記憶があるから、2011年か。
・前に読んだときの印象だと、αとβに分裂して、うまくまとまらなかった印象を持っていって、続編を待っていた気がするのだが、改めて読むと、なんだか、最終回でも良いくらいのボリュームと内容で、話としてもまとまっていた。
・当時、ちゃんと最後まで読んでいなかったのかな?
・古泉が部室で啖呵を切るシーンは、今まで裏で動いていた古泉が、表舞台で活躍している感じがしてよかった。
・読んだあとは、自分にとって、「未来はそんなに悪いものではない、いい方向に進んでいく」というなんとなくだが前向きな気持になる。どの場面がそう想起させるのかはよくわからない。今いる自分の現実も、そんなに悪いものばっかりではないんじゃないか、みたいな。
・だからといって、それまでの作中でも度々描かれていたように、結果が同じだからといって、何もしないというわけにはいかないが。
・自分から不思議探しにでかけようってことなのかな。
・エピローグでの国木田のセリフも良い。
・『憂鬱』が2003年、『驚愕』が2011年、8年で11巻のスパンがあったわけだが、当時、リアルタイムで読んでいたものとは別の、言いようのない温かみを感じられる。
・続編は、あったらあったで嬉しいけど、なくてもそれはそれでいいかな。
・このような物語を生み出してくれてありがとうございます。 -
全キャラ登場とか(博士くんの父も!)、「実は北高に入った理由ってのが…」といった各キャラの暴露とか。まるで最終回じゃないか!
とりあえず事件(分裂)は解決(結合)したもののなんかすっきりしないなぁ…
兎にも角にも分裂から連続で読んどきゃよかった。
驚愕(前)読んだ時に思い出すのに結構かかったし。
ラノベとはいえ3冊通しのストーリーとなればそれはもう長編。
いやしかし、本当にこれで終わりなのだろうか
あとがきを読んだ限りでは作者的には明示されてはいない
ああでもこの人は歪曲して書くの好きそうだから、実は斜め読みで「これが最終巻でした」とか書いてあるのかもしれないな。
読み直さないけど