夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show Vシリーズ (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • Vシリーズ4作目。舞台はTV出演のために訪れた東京。なので展開が早くて良い。犯人や真相以外のところでしてやられた感。

  • 最後の最後で稲沢に驚かされた.本筋に関係ない,こういうミニドッキリみたいなのが良い.

  • Vシリーズ第4段。 「封印再度」と同じくタイトルが秀逸。(英語版も共に) 犯人視点面白い、没入感はVシリーズの中でも一番だった。 今回は準レギュラーの彼が出てこないので、彼女はとても人間的に落ち着いていて、なかなか良かった。彼女が切れる探偵役だけである方が、自分は好みかもしれない。 ちなみに今回の舞台設定、日記シリーズで森先生が「見学に行ったので、いつか使うでしょう」と予告されてましたね。 そんなのも楽しむ森マニアと化しつつあります。 「深入りしない方が素敵なこともありましてよ」

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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