六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists Vシリーズ (講談社文庫) [Kindle]
- 講談社 (2004年11月15日発売)
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感想 : 7件
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感想・レビュー・書評
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Vシリーズ7作目。これまでで最もS&Mの続編らしいなぁという理系的ストーリー。
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纐纈(こうけつ)、纐は絞り染め、纈は絞り染めにする絞り、あわせて絞り染めのこと。
纐纈苑子って名前が出てきた。
岐阜に多く、全国で約5,300人いると出てきた。
どのシリーズも登場人物がとにかく名前がマニアック。
昔に亡くなった纐纈苑子のことを思い出す。
言葉にすれば、それだけのことであって、事実も、それ以上でもそれ以下でもない。けれど、練無の心の中には、まだ完全には治らない小さな傷があった。もしかしたら、今頃そこには、小さな真珠ができているかもしれない。見てみたいのもだ、と練無は思う。
心の傷も真珠の元という考え方は、楽になれる。 -
4
文庫本で読了。 -
今まで読んできたVシリーズ作品では平凡だった.これまでのどの作品にも,なにかこれと輝く要素があったのだが,今作では,おそらく紅子の過去や科学者としての生き様がそうなのだろう.
物語そのものは大変綺麗に収束したのだが,どうにもあっさり過ぎるという感想を覚えた.
良く言えば,物語として大変素直で,シンプルということだろう.
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