朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away Vシリーズ (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • この時点で大体気づくのが,S.S.の正体である.これまでのVシリーズに散りばめられたヒントを並べてみると,それらしい回答を得られるようになっている.これがVシリーズに秘められた謎の1つだろう.実際,この物語の後半で彼は一時の主役を演じる.とてもスリリングだった.
    それ以外にも,シンプルとはいえない大掛かりな装置や,前々回の伏線の回収,かつてのキャラクタの再登場など,単作ではなく連作を意識する構成が目立った.S&Mシリーズは,どちらかと言えば作品ごとに独立した要素が強かったが,Vシリーズには確かに「シリーズ」という言葉がふさわしく,一気に読める楽しさがあると思う.

  • Vシリーズ第9段。 あぁ、もうなんてことだ。ゾクゾクでもない、ザワザワとしたというか、とても綺麗な物語を読んだ後の感覚。Vは内容的には完全にS&Mを超えてる… この順番に読んできて本当に良かった。 読了後、伏線元を辿った。こちらも初見とは違った読感。知ってから読むのもいい。 あと、あのご趣味を登場させるとは。単語が出てきた時思わずニヤリとしました。先生本当に何でもネタにするなぁ。 さぁ、ラスト1巻。何がどうなるのか。もう止められない。好きにしてもOK! 「まぁ、もしかして、口説き文句かしら」

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著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

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