冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM S&Mシリーズ (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 犀川先生のセリフには時々びっくりするほど世の中の心理をついていることがある。今回もハッとさせられながら読んだ。

  • Fほどの感動はなかったけど、面白かった。時折刺さるようなセンテンスがある。

  • 密室というのはミステリーの中でなかなかに扱いにくいテーマだと思っていて、どうして密室になってしまったのかという問題と、密室の回答、それによって導き出される犯人、という3点を上手くからめなくては読者には納得してもらいにくい。その点この「冷たい密室」は可能か不可能かではなく合理的かどうかを検討するという点で私にはかなり納得がいった。犀川の思考回路の動き方が合うのかな、と思う。それにしてもこの文庫の装丁は洗練された内容とも合っていてとても素敵だ。

  • 2017.5.12再読了。②

    襲われるシーンがなぜか頭から離れなくて、エレベーターを降りる時も顔を洗って鏡を見上げる時も、誰か人が潜んでいて突然襲われたらどうしようとか考えてしまって怖い。怖がりのくせにミステリーとか読んでしまうのなんなの。ワッ!も怖いけどジリジリも怖い……

    「だいたい、役に立たないものの方が楽しいじゃないか。音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない。」

  • 密室の方はアレなのですが、好きです、このお話。当事者の強い思いや激しい感情を吐露することがない分、読み手側が想像することができるので。
    嵐の学校の場面の悲しさとやるせなさったら。

  • 安心ブランドの第2弾。
    つなぎに。
    犀川助教授壊れないなぁ。

  • もう、本当に「すべてがFになる」ならぬ、「すべてが普通になる」と言ってもいいくらいの、普通さ加減です。

    ある意味、安心して読める佳作ではあるのですが「すべてがFになる」のイメージを引っ張ってこの作品を読んでしまうと、やや肩すかしを食ったような感じになるかもしれません。

  • S&Mシリーズ2作目。ミステリーをとくことはできないが、読み終わるととてもすっきりする。
    イメージをしやすい文章なので、想像しながらよめるが殺人現場を想像すると、夜に読むのがこわくなる・・・森博嗣は情景が浮かびやすい文章を書く人だと改めて思った。

  • こういうストーリィって、密室トリックと動機、どちらが先に思いつくのだろうか。
    「普通は密室トリック」って今自分は思ってしまったけど、一体なんの普通なんだか。

  • 2013/09/27

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著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

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