もっとウソを!男と女と科学の悦楽 (文春文庫) [Kindle]

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  • 「もっとウソを!」4

    著者 日高敏隆、竹内久美子
    出版 文藝春秋

    p103より引用
    “日高 科学というのは、物事の理解だから、それがそのまま生
    活や仕事の面で役に立つかどうかはわからない。技術に応用され
    たときに、役に立つこともあれば悪用されることもあるわけだよ。


     動物行動学者である師弟二人による、二人の専門分野を基にし
    た科学についての対談集。
     男と女の隠れた闘いについてから科学者の世界観についてまで、
    楽しく二人で裏話を語り合われています。

     上記の引用は、科学と技術の違いについて語られた項での一文。
    どのような物事も、使う人やその使い方が大切なのだろうなと思
    います。
     竹内氏は日高氏と出会うことで、専門分野を変えて今に至って
    おられるそうです。若い時の師との出会いの大切さは、一生を変
    えてしまう位なのだなと思います。これから大学などに入られる
    方々も、良い師と出会うことが出来たらいいのですが。

    ーーーーー

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著者プロフィール

竹内久美子
1956年愛知県生まれ。京都大学理学部を卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て著述業に。専攻は動物行動学。著書に『そんなバカな! 遺伝子と神について』『シンメトリーな男』(ともに文藝春秋刊)、『女は男の指を見る』(新潮社刊)、『ウソばっかり! 人間と遺伝子の本当の話』(小社刊)、『女はよい匂いのする男を選ぶ! なぜ』(ワック刊)など。

「2022年 『66歳、動物行動学研究家。ようやく「自分」という動物のことがわかってきた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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